現在、ラスベガスの「シーザース・パレス/ザ・コロシアム」にて『The Million Dollar Piano』を定期公演中のエルトン・ジョン(70)。2日夜、彼はそのステージで観客に「大切な愛犬のアーサーが今朝、亡くなりました」と悲しい報告をすると、静かにピアノに向かって座り、天に召された愛犬に『Don’t Let The Sun Go Down On Me』という曲を弾き語りで捧げた。
思い出されるのは1997年、エルトンが交通事故により36歳の若さで無念の死を遂げた英ダイアナ元妃の葬儀において、“さようならイギリスのバラ”という大変美しい曲『CANDLE IN THE WIND 1997』を捧げたこと。観客が撮影したとみられる動画も公開されているが、アーサーくんに捧げた曲もこれまた美しいメロディで、長年に渡りご主人への忠誠をつくし、家族に寄り添ってくれたことへの感謝、喪失感、深い悲しみ、そんな気持ちをエルトンは精一杯熱唱している。
画像は『Elton John 2018年2月16日付Instagram「Remember, you can also get #EltonFarewellTour tickets tomorrow from the box office of select #USA venues.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)