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現在、筆者はシンガポール在住です。
上の子2人はインターナショナル校、下の子2人は現地校に通っています。特に下2人の子は幼稚園から現地校に通っており、その頃から驚く出来事がたくさんありました。
また、小学校に入学した今も、いまだに“カルチャーショック”を受けることがたくさんあります。
アジアに教育留学する日本人も増えてきた時代です。
今回は参考までに日本では見られない、シンガポール現地校の驚きの習慣を筆者の経験を元にいくつかご紹介します。
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全ての小学校では、英語ともうひとつ、母国語を選択します。
母国語は、中国語、マレー語、タミル語から選びます。
中国人、マレー人、インド人以外の国籍を持つ生徒は自分の母国語を、どこか塾などで学ぶことが出来れば、第二外国語は免除されます。
シンガポールはまだ小学生の頃から、バイリンガル教育を受けることが出来る国なのです。
全ての小学校に、学食が併設されています。
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メニューはさすが他人種国家だけあり、カレーから肉まんまで、多種多様です。
筆者の息子の学校には、「UDON(うどん)」なんていうメニューもありました。
小学校1年生からお金を持っていくのは、なかなか大変ということが想像出来ると思いますが、その通り。
1年生だけに可愛いとはいえ、様々なトラブルが発生します。
お金を取った、取られた、貸した、借りたというものや、授業中に学食へ行って食べるなど。
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シンガポール人の親は、そのうち落ち着くだろうと、動じない印象です。
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シンガポールでは、掃除はメイドや、専門のクリーナーがするものという認識があります。
2016年「シンガポール教育省」は日本を手本に、全ての小学校に掃除の時間を設けることを発表しました。
日本の小学校では、毎日ほうきがけ、雑巾がけは当たり前の習慣ですよね。
世界的に評価されて、日本人として誇らしい気持ちになりました。
関連記事:外国人が「素晴らしい!」と驚く日本語の魅力はこんなところ
日本の多くの小学校に併設されているスイミング・プール。
なんとこの南国シンガポールでは、プールのある小学校の方が稀です。
3年生頃になると、外部のプール施設へ行って、水泳の授業を受ける学校もあるようです。
肌を見せられないなどの宗教上の理由もあるようますが、やはり学業に重きを置いているからか、体育の内容も分量も、日本人からすると物足りない印象があります。
シンガポール人、及び永住権保持者の小学校の月謝は、現在155ドル(約1万2千円)です。
対して、外国人は人種ごとに異なる月謝が設定されています。
日本人含むアジア人は415ドル(約3万3千円)、その他の人種は、650ドル(約5万2千円)。
学費に限らない話ですが、シンガポールでは全ての物価が年々右肩上がり。
小学校の学費も、来年度、再来年度と値上がりすることが、既に決定しています。
以上、シンガポールのびっくり教育事情をお届けしました。
アジアのいくつかの国は、英語を幼少期から身につけるための留学先として注目されています。
シンガポールもその一つです。経済面ではもちろん大変ですが、この国独特の文化に混じることで、筆者の三女と末っ子長男は、日々たくましさを培ってているなと思います。
何しろ、最初から周りと自分は違うことが当たり前の国なのです。大人になっても、違いを受け入れることが自然に出来る人になるのではないでしょうか?
【画像】
※ GagliardiImages , Srijaroen / Shutterstock
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