新津兄弟が手掛ける「ニーツ(-niitu-)」と大嶋祐輝による「アモク(amok)」が3月15日の今日、初のファッションショーを渋谷キャストで開催した。
今回のショーは3月15日から25日までの期間、渋谷駅周辺各商業施設を会場に開催されている「第9回 渋谷ファッションウイーク」のメインイベント「SHIBUYA RUNWAY」の中で実施。前回の第8回でニーツとアモクはショー行う予定だったが、悪天候の影響で中止を余儀なくされた。今回は運営側の計らいもあり、満を持して開催に至った。
「古き良きものを壊し、新しい技術などを用いて、人間の奥底の感情に響くような洋服をデザイン」をブランドコンセプトに掲げるアモクは、「fake」をテーマにした2018-19年秋冬コレクションを披露。左右、前後でテキスタイルを変えたトップスやボンディング加工のプリントでチェック柄を表現したディテールなど、「違和感の中にある嘘」をアイテムに落とし込んだという。
「現代和服」ブランドを標榜するニーツは、手裏剣の形から着想を得たペプラムのデザインなど「忍者」をテーマにコレクションを制作。パタンナーとして経験を積んだ新津祥太が得意とする、和服のように直線的なラインで年齢、体型を選ばないウエアを発表した。新津は「念願だったショー。前回できなかったのは残念だったが、渋谷キャストという新しくできた場所で開催できて良かった」と振り返っている。
■amok 2018-19年秋冬コレクションショー全ルック
■-niitu- 2018-19年秋冬コレクションショー全ルック