「親友だもの、私の腎臓をあげたい」―腎機能の低下により著しい体調悪化に苦しむ親友セレーナ・ゴメスに、いとも簡単に腎臓提供を申し出たように伝えられた女優のフランシアさん(Francia Raisa)。しかし実は葛藤もあったといい、「パニックになったことも何度もあった」と明かした。
【この記事の動画を見る】『SELF』誌のインタビューを受けたセレーナ・ゴメスの親友フランシアさん(Francia Raisa)が、セレーナへの腎臓移植における決意などを振り返り、以下のように語った。
「最初から最後まで、気持ちは穏やかだったの。でもパニックになったことも何度かあった。」
「腎臓移植手術について、ちゃんと教育を受けていなかったの。」
「(腎臓提供を決めた時)ソーシャルワーカーと電話で話したわ。こう言われたの。『つらいわよ』って。腎臓を貰い受ける方(セレーナ)はめきめき元気になるわってね。だけど『あなたは違う。失う必要のないものを失う立場だから、キツイわよ』って…そして確かに辛かったわ。」
またフランシアさんは、腎臓切除手術によってできた傷痕を披露。このように明かしている。
「傷で自分という人間が決まるワケじゃない。自分のストーリーの一部ってだけのこと。そしてそれは、自分をスペシャルなものにするストーリー。人とは違う存在にするストーリーだわ。」
「私の腎臓は、もう駄目だった」―手術前について、そう振り返ったこともあるセレーナ。しかし移植手術の成功でずいぶん元気になり、細く痩せ細っていた体も健康的に戻っている。このフランシアさんがいなければ、セレーナは今頃どうなっていたであろうか。
画像は『Francia Raísa 2017年12月2日付Instagram「Hermanas」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)