MotoGPカタールGP決勝:開幕戦から超接戦。ドビジオーゾが0.02秒差でマルケスを破りカタール初優勝

0

2018年03月19日 02:51  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム
MotoGP第1戦カタールGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイルインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは現地時間の19時スタート、ナイトレースとして、気温21度、路面温度23度のドライコンディションで争われた。

 ポールスタートのヨハン・ザルコ(ヤマハ)が序盤からレースをリード。マルク・マルケス(ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)らが続き、序盤は10人ほどのライダーがトップ集団を形成して周回を重ねていく。

 ザルコは16周目までトップを走るが、終盤に入った17周目のホームストレートエンドでドビジオーゾがトップに浮上。このとき3番手だったマルケスも、ドビジオーゾのスリップにつけ、ザルコを交わして2番手に浮上する。この時点でトップ集団はドビジオーゾ、マルケス、ロッシ、ザルコ、カル・クラッチロー(ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ダニ・ペドロサ(ホンダ)の7人に絞られていた。

 そして、いよいよ終盤の20周目になると、ドビジオーゾ、マルケス、ロッシの3台が抜け出し、残り2周はロッシもコンマ5秒ほど遅れ、最終ラップはドビジオーゾとマルケスの一騎打ちとなった。

 ドビジオーゾの背後にぴたりとつけたマルケスは最終コーナーの進入でインをつくが、ラインがふくらみ、イン側を立ち上がったドビジオーゾが先行する。

 ゴールライン直前、ドビジオーゾのスリップにぴたりとついたマルケスだったが、抜け出すことはできず、コンマ027秒の僅差でドビジオーゾが逃げ切り、開幕戦を制した。

 マルケスは2位入賞。ロッシはマルケスからコンマ7秒ほど遅れて3位表彰台を獲得した。

 4位にカル・クラッチロー(ホンダ)が入賞し、インディペンデントチームのトップに。5位にペトルッチが続き、序盤は14番手付近で周回しながら、終盤にポジションを上げてきたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が20周目にペドロサを交わして6位に入賞。ペドロサは7位でフィニッシュした。

 トップ争いから脱落したザルコはポジションを後退、最終的に8位でゴールした。9位にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、10位にジャック・ミラー(ドゥカティ)が入賞。

 ティト・ラバット(ドゥカティ)が11位、フランコ・モルビデリ(ホンダ)がルーキー勢のトップとなる12位に入賞し、13位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が続き、ハフィス・シャーリン(ヤマハ)は14位入賞とMotoGPクラスデビュー戦でポイントを獲得。カレル・アブラハム(ドゥカティ)が15位に入賞した。

 16位にトーマス・ルティ(ホンダ)が続き、中上貴晶(ホンダ)は23番グリッドから追い上げ、17位でゴールした。

 18位にブラドリー・スミス(KTM)が続き、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は最終ラップに11番手で入ったが、19位でゴールとなった。20位にスコット・レディング(アプリリア)、21位にハビエル・シメオン(ドゥカティ)が続いた。

 アレックス・リンス(スズキ)は13周目に6位走行中に2コーナーで転倒リタイア、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は13周目に4コーナーでコースオフ、転倒しリタイア。ポル・エスパルガロ(KTM)は15周を回ってピットに入りリタイアとなった。

このニュースに関するつぶやき

  • 二輪から離れて久しく、マルケスとロッシしかわからないけど、この写真見ただけで血が騒ぐ(^m^)
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定