ベルイマン生誕100年映画祭に13本 5時間超『ファニーとアレクサンデル』も

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2018年03月27日 17:01  CINRA.NET

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イングマール・ベルイマン
『ベルイマン生誕100年映画祭』が7月から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次開催される。

1918年にスウェーデン・ウプサラで生まれ、1946年に『危機』で映画監督としてデビューしたイングマール・ベルイマン。1955年に『夏の夜は三たび微笑む』で『第9回カンヌ国際映画祭』の詩的ユーモア賞を受賞したほか、『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』などの作品で高い評価を獲得し、2007年に89歳で逝去するまで、生涯で50本以上の映画を手掛けた。また舞台演出家や脚本家としても活動し、三島由紀夫の戯曲『サド侯爵夫人』などを演出している。

ベルイマンが7月に生誕100周年を迎えることを記念する『ベルイマン生誕100年映画祭』では、全上映作品を最新技術で修復したデジタルリマスター版で公開。上映作品は、ジャン=リュック・ゴダールが「もっとも美しい映画」と称賛を贈った『夏の遊び』や『野いちご』といった初期作をはじめ、「神の沈黙」三部作である『鏡の中にある如く』『冬の光』『沈黙』、『第56回アカデミー賞』の外国語映画賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞している『ファニーとアレクサンデル』など、全13本がラインナップされている。『ファニーとアレクサンデル』は全5章からなる5時間11分のオリジナル全長版で上映される。
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