左右の目の色が異なる症状は虹彩異色症と呼ばれており有名人にもいるが、このほど米オクラホマ州に住む虹彩異色症で口唇口蓋裂の少年が偶然にも同じ症状の猫と出会った。これまで外見からいじめを経験した彼にとって、猫はかけがえのない親友となり、大きな励みとなっているようだ。『Love What Matters』『Metro』などが伝えた。
クリスティーナさんがシェアサイト『Love What Matters』に綴ったところによると、友人の一人が口唇口蓋裂の子供を持つ親のサポートグループサイト『Cleft Mom』に1匹の猫の写真を投稿したことがきっかけだったそうだ。ミネソタ州で救助スタッフらに保護され施設に預けられたその猫は、マッデン君と同じ口唇口蓋裂とオッドアイ(虹彩異色症)を持っていた。
オクラホマ州からミネソタ州までは約1,500kmの距離があり、車で14時間はかかる。しかし、この猫を引き取りに行くと決めたクリスティーナさん一家に、友人や多くの見知らぬ人たちが協力してくれた。友人らによって車のガソリン代などがサポートされ、クリスティーナさんは無事ミネソタ州まで出向き、猫を引き取って家に連れて帰ることができた。猫はその後、“ムーン”と名付けられた。クリスティーナさんは『Love What Matters』にこのように綴っている。
画像は『Love What Matters 2018年3月27日付「‘Destined to be best friends’: Boy and rescue cat with same rare eye condition, cleft lip prove differences are ‘magic’」(Christina Humphreys)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)