門脇麦主演、井浦新が若松孝二役 若松プロ描く『止められるか、俺たちを』

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2018年04月03日 11:51  CINRA.NET

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『止められるか、俺たちを』 ©2018若松プロダクション
映画監督・若松孝二と若松プロダクションをモチーフにした映画『止められるか、俺たちを』が、2018年秋から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『キャタピラー』をはじめとする多くの作品を手掛け、2012年に76歳で逝去した若松孝二。『止められるか、俺たちを』は1969年に若松プロダクションの門を叩いた少女の目を通して、若松と共に青春を映画に捧げた若者たちの姿を描く作品となり、若松プロダクションの映画製作再始動第1弾作品として製作された。

主演を務めるのは門脇麦。「何者かになること」を夢見て若松プロダクションの門を叩き、助監督となる吉積めぐみ役を演じる。若松孝二役を演じるのは、若松作品に多く出演した井浦新。監督は若松プロダクション出身の白石和彌、脚本は同じく若松プロダクション出身の井上淳一が担当した。

白石和彌監督は同作について「この映画は僕にとっての英雄譚であり、僕自身の物語でもありました」と語っているほか、井浦と門脇については「井浦新さんが若松孝二だとカッコよすぎる、と思ったあなた、是非見てください。俳優って、新さんて、凄いなと思うはずです。そして門脇麦さん。もう言うことありません。麦さんを通して、この映画があなた自身の物語になることを切に願っています」と賛辞を贈っている。

主演の門脇は「スクリーンの中の彼らは青春を生きる若者の姿そのもので、とにかく輝いていて、胸があつくなりました。私はこの先何度も彼らに会いたくなって、この映画を観るんだろうなと思います。この出会いは私の一生の財産です」、井浦は「若松プロに集結した親しい顔ぶれ、真新しい風を吹かせた若者たちと、むちゃくちゃで幸せな夢をみた。ただただ感謝しかありません」と撮影を振り返っている。

なお本日4月1日は若松孝二の誕生日。

■門脇麦のコメント
私は若松監督にも、もちろん当時の若松組の皆さんともお会いしたことがありません。
そんな中、白石監督を初め、若松組をよく知る皆さんの下、当時の皆さんの背中をひたすら必死に追い求めながら挑んだ作品です。
スクリーンの中の彼らは青春を生きる若者の姿そのもので、とにかく輝いていて、胸があつくなりました。
私はこの先何度も彼らに会いたくなって、この映画を観るんだろうなと思います。
この出会いは私の一生の財産です。

■井浦新のコメント
若松プロに集結した親しい顔ぶれ、真新しい風を吹かせた若者たちと、むちゃくちゃで幸せな夢をみた。ただただ感謝しかありません。

■白石和彌監督のコメント
まさかの若松プロを舞台とした青春映画を恐れ多くも監督しました。
この映画は僕にとっての英雄譚であり、僕自身の物語でもありました。
井浦新さんが若松孝二だとカッコよすぎる、と思ったあなた、是非見てください。
俳優って、新さんて、凄いなと思うはずです。
そして門脇麦さん。もう言うことありません。麦さんを通して、この映画があなた自身の物語になることを切に願っています。
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