シルク製品のOEM事業などを行う和商が、新ブランド「クラバット(crabat)」を立ち上げた。ブラジル拓植組合の高品質シルクを用いたアイテムを展開するブランドで、8月中旬から順次販売を開始する。
クラバットは「silkを纏う」をコンセプトに、ビッグメゾンも使用するブラジル産絹糸をフィーチャー。デビューとなる2018-19年秋冬コレクションでは「The Scarf」をテーマにスカーフやネクタイ、キャップなどを展開する。またヴィンテージやミリタリー、アートなど様々な切り口で遊び心のあるデザインを目指し、今回はザ・プール青山(the POOL aoyama)などとコラボレーションしてきたアーティストYOICHIROUCHIDAと協業。ケイト・モス(Kate Moss)の言葉や素材名をあしらったグラッフィックスカーフなどが販売される。価格帯は税別1万円〜4万5,000円。
和商からブランドが立ち上がるのは数十年ぶりで、担当者は「誰もが気持ちよく感じる上質な素材を広めたいという想いがあった」と説明。セレクトショップを中心に販路を拡大していく計画で、今後アイテムバリエーションの拡充も図る。
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