動けば、変わる。占いの力でそのきっかけをつくる【職業・占い師 vol.1】琉球風水志・シウマ

0

2018年04月07日 21:02  占いTVニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

占いTVニュース

写真

 迷っているとき、落ち込んでいるとき、私たちを勇気づけてくれる占いの言葉には、占い師の思いや生きざまが凝縮されている。第一線で活躍する占い師たちは、どんな人生を歩み、占いとどう向き合ってきたのか。「職業・占い師」その知られざる素顔に迫る。


 琉球風水志として活躍するシウマさんは、プロ野球の選手をめざしていたほどの腕前の持ち主でもある。そんなシウマさんが、野球ではなく占いの世界を選んだのは、学生時代に占いの魅力を感じる体験をしたから。それは、シウマさんが大切にする「動くことから始まる」という琉球風水の思想にもつながる貴重な体験だった。


■占いを知ることで、生きやすくなった


――シウマさんは、元高校球児だったそうですね。野球から占いの世界への転身というのは、意外な印象です。


 野球少年が占い師になったと聞けば、そう思う方も多いかもしれませんね。23歳で本格的に占いの勉強を始めるまでは、物心ついたときから野球ひと筋。沖縄代表として甲子園に出場し、大学進学後も野球を続けていたので、将来はプロにと考えていました。


 そんな僕が最初に「占いってすごい」と実感したのは、大学生のとき。母が琉球風水師としての活動を始めて、対戦相手を占ってはその結果を教えてくれていたんです。教えてくれたのは、たとえば相手チームのエースの背番号や生年月日から鑑定し、「あのピッチャーは初球から決め球を投げてくる」といった内容。母の話を聞いてはいたものの、そのままスルー。なぜって、当時の僕は占いを全然信じていなかったので。スポーツの選手はそういうのを端から信じないところもありますし、母のアドバイスにはことごとく逆らってましたね。


 でも、いざバッターボックスに立ってみると、ピッチャーは母の予言どおりに初球から決め球を放り込んでくるんですよ。占いの結果と現実とが一致するたび、「あれ?」と。信じる気持ちゼロだったのが半信半疑に変わり、やがて母のアドバイスを参考にして行動するようになりました。すると、チームは勝つし、自分も4割打ってタイトルを獲得するなど絶好調で。「もう信じざるを得ない」「やってた方が得をする」と感じました。占いの道に進んだそもそもの入り口はここにあると思います。


――野球を通じて占いの力や面白さを実体験されてきた。それが占いの道へ進まれたベースにあるのですね。関連なく思えた占いと野球がつながりました。


 つながりといえば、占いと野球には共通点があるんですよ。これは、本格的に占いを学んでから気づいたことですけれども。


 僕が学んだ占術の一つである姓名判断は、姓名を数字に置き換えて鑑定します。基礎を学んだあとは実践あるのみ。テレビのニュースで流れた事件の関係者の姓名を鑑定したりなど、とにかくたくさんの鑑定をして、経験を重ねました。


 鑑定しながら、占いの理論と実際の事象とが合っているか、合っていないかを検証し、データを積み上げたわけですが、あるとき腑に落ちました。占いは「統計学」だなと。実は野球も「統計のスポーツ」と言われていて、全く異なる世界だと思っていた占いと野球が「統計」という共通点で結ばれているとわかったのは、印象に残る気づきでしたね。


■動くことで変わる。そのサポートを占いでしたい


――占いには、信じるに足る力があると実感されてきたシウマさん。そんなシウマさんのもとには、たくさんの相談者が訪れていると聞きます。


 はい、いろいろな相談者がいらっしゃいます。ただ、僕のところに話を聞きに来られた時点で、「今をどうにか変えたい」という前向きな気持ちをおもちの方が多いように感じます。それなのに無理難題を押し付けるような鑑定をしてしまったら、せっかく変わろう、動こうとする相談者の気持ちに水を差すことになってしまう。


 ですから、僕の鑑定は、「シンプルに」がモットー。専門用語を使わず、小学生でも理解できるような「伝わりやすさ」を重視しています。シンプルに伝えて、動きやすくする、そんな鑑定ですね。来たときよりも明るい顔で帰っていただきたいといつも願っています。


――シンプルにわかりやすくとは聞いても、琉球風水とか数意学と占術を言われると、なんかとても難しそうでついつい構えてしまいます。


 もちろん学問的な難しさはありますよ。だからこそ、わかりやすく伝えるように心がけているのです。


 僕は、琉球風水や姓名判断、九星気学、色彩心理のほか、オリジナル占術の数意学で鑑定をしています。各々は異なる占術ではあるけれども、思いは一つ。「相談者にいかに動いてもらうか」です。この思いのベースになっているのが、琉球風水の「動くことから始まる」という考え方。動くには何かきっかけが必要で、その一つが、数字だったり、色だったりするわけです。


 たとえば、数字。生年月日などの変更できないものから、携帯電話の番号、キャッシュカードの暗証番号といった変更可能なものまで、身の回りにはたくさんの数字がありますよね。たとえば「携帯電話の番号を変えてみてください」とお伝えすれば、求められている行動、開運につながる行動が端的でわかりやすい分、行動を起こしてもらいやすいんです。


 できることから、動くことで、運気も変わります。僕が母の鑑定を信じて、動いて、いい結果を得たように、人は動けば変わるし、よい運をたぐりよせることができる。そのサポートをするのが、僕の提供する占いの役割かなと感じています。
(mikan)


>>占いTVを見る


※画像出典/占いTV NEWS


    前日のランキングへ

    ニュース設定