星野源×高橋一生×高畑充希 犬童一心監督『引っ越し大名』来年公開

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2018年05月01日 13:11  CINRA.NET

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左から高橋一生、星野源、高畑充希
映画『引っ越し大名(仮題)』が、2019年に全国で公開される。

同作は、『超高速!参勤交代』の土橋章宏による時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化するもの。生涯に7度もの国替えを命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、参勤交代を上回る莫大な費用がかかる引っ越しを、知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちを描いた作品だ。

発表されたキャストは、星野源、高橋一生、高畑充希。監督は『のぼうの城』の犬童一心が務め、脚本は原作者の土橋章宏が担当する。

星野源が演じるのは、姫路藩書庫番で引っ越し奉行に任命される片桐春之介。書庫にこもる本の虫で、人と接するのが苦手なために「かたつむり」とあだ名されているほどだが、引っ越しの采配をとることになってしまうというキャラクターだ。

高橋一生が演じるのは、春之介を引っ越し奉行に推薦する御刀番・鷹村源右衛門。腕っぷしの強さと豪傑さで春之介を支える相棒としての役割を担う。高畑充希は前任の引っ越し奉行・板倉の娘で父親から受け継いだ引っ越しのコツを春之介に指南する於蘭役を演じる。3人が映画で共演するのは初めてとなる。キャストと犬童監督のコメントもあわせて発表された。

撮影は5月から6月にかけて行なわれる予定だ。

■星野源のコメント
オファーをいただいた時、時代劇の主演だというのでどんなシリアスな役柄だろうと身構えたのですが、その役が「引きこもり侍」だと聞き、楽しい作品になりそうだと非常にワクワクしました。
僕が演じる片桐春之介は、本を読むのが大好きで、人と接するのが苦手な男です。そんな内気な男が“引越し奉行”として無理やり引っ張り出されたことを切っ掛けに、人と接し、悩み、協力し、己の才能を開花させていきます。
脚本を読み、その痛快かつ胸が震えるようなストーリーに驚きました。犬童監督、一生くん、充希ちゃんをはじめ、素晴らしいスタッフ・キャストの皆様とお仕事できることを光栄に思います。
久しぶりの主演作品『引っ越し大名』。春之介として精一杯楽しみたいと思います。

■高橋一生のコメント
台本を読ませていただいて、この役を何故僕にお声掛けくださったのか、嬉しく思うと同時に不思議でなりませんでした。
俳優は、少しずつそのイメージの幅が狭まってくるものだと理解しています。それでも僕は幸運な事に、今までいただいた役それぞれが独立していたと思います。
ただ、今回演じる鷹村源右衛門は、今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならないことを感じていますし、それをこの組で、この共演者の方々と共に作っていけることが楽しみで仕方ありません。

■高畑充希のコメント
2015年の犬童監督とのメッセージのやりとり履歴を先日発見して、「いつか一緒に。」という言葉を見つけ、やっと実現するんだなぁ、、と嬉しくなっています。時代劇で、京都で、馬にまで乗る。慣れないことだらけですが、未知の場所に思いっきりダイブするつもりで。
以前わたしの奥様だった(笑)源さん、高橋さんがいてくださることが、とてもとても心強いです。ほぼ紅一点、そわそわします。がんばります。

■犬童一心監督のコメント
江戸時代、理不尽な人たちや、タイミングが引き起こす苦難を、偽ることなく、真っ直ぐな正直さ、そして笑顔で乗り切ろうとする若者を描きたい。それこそ、今一番必要だと思うから。星野源こその片桐春之介。きっと、最高にグッとくるはずです。キュート極まる高畑さん、ぶっ飛んだ一生さんにも、乞うご期待!!
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