三越伊勢丹ホールディングスの前社長 大西洋氏が5月11日の今日、羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデングの副社長に就任すると発表された。大西氏は6月末の株主総会後に正式に同職に就任する。
大西氏は他3人の副社長とともに社長補佐を担当し、事業開発推進統括を受け持つ。また、7月2日付で設立する子会社 羽田未来総合研究所の社長も大西氏が兼務し、既存の空港運営事業の価値向上や新規事業モデルの開発、シンクタンクとしての事業を行っていく。
大西氏は昨年3月に三越伊勢丹HDを退任し、7月からは日本空港ビルデングの特別顧問に就いている。三越伊勢丹HDの社長在任中には羽田空港に「イセタン 羽田 ストア」をオープンするなど、空港店舗のビジネス拡充に取り組んでいた。
今日発表された日本空港ビルデングの2018年3月期の決算は、物品販売事業の営業利益は113億円(前期対比56.1%増)と好調に着地している。
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