『電脳コイル』磯光雄監督の11年ぶり新作『地球外少年少女』、吉田健一参加

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2018年05月22日 11:41  CINRA.NET

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『地球外少年少女』コンセプトビジュアル ©MITSUO ISO/avex pictures 2014
磯光雄監督のアニメーション作品『地球外少年少女』の構想が発表された。

2007年にNHK教育テレビで放送されたアニメ『電脳コイル』で知られる磯光雄。同作は『文化庁メディア芸術祭』アニメーション部門優秀賞や『星雲賞』『日本SF大賞』などに輝いた。

約11年ぶりとなる新作『地球外少年少女』は、磯監督が原作と脚本も担当したオリジナル作品。インターネットとAIが普及した2045年の宇宙を舞台に、日本の商業ステーションにやってきた中学生たちが大規模な宇宙事故に遭遇し、低速なネット回線やSNS、無料の低知能なAI、スマートフォンで操作できるドローンなどを駆使して生き残っていこうとする様を描く。

キャラクターデザインは『交響詩篇エウレカセブン』シリーズや『ガンダム Gのレコンギスタ』などの吉田健一が担当。吉田によるコンセプトビジュアルも公開された。アニメーション制作はIGポート傘下で、『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』などのSIGNAL.MDが手掛ける。キャストや発表形式などは現時点では明かされていない。

同作について磯監督は、「宇宙を舞台にしたアニメをあまり見かけなくなり、自分で作ってしまおうと思いました。宇宙はすでにSFに登場する遠いイメージではなく、実際に行ける場所になりつつある。そんな環境に投げ込まれた少年たちが体験する冒険を、実際に行ってみてきたような感覚で描いてみたい」とコメントしている。

なお今回の告知は、アメリカ・シカゴで開催のイベント『anime central』での発表を受けたもの。
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