黒木華×野村周平『ビブリア古書堂の事件手帖』に夏帆&東出昌大が出演

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2018年05月26日 12:21  CINRA.NET

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『ビブリア古書堂の事件手帖』 ©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の追加キャストが発表された。

同作は、鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子と、店で働き始める本が読めない青年・五浦大輔が、客が持ち込む古書の謎や秘密を解き明かしていく様を描いた三上延の小説シリーズの実写映画版。大輔の亡き祖母の遺品から出てきた夏目漱石の『それから』と、太宰治『晩年』の希少本を巡る秘密から、大輔の人生を変えるある真実が明かされる、というあらすじだ。栞子役を黒木華、大輔役を野村周平が演じる。

今回出演が明らかになったのは、大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じる夏帆と、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄役を演じる東出昌大。2人の共演は『予兆 散歩する侵略者』以来2回目となる。

東出は夏帆の印象を「強い芯を持った、真っ直ぐとした女優さん。彼女と素直に恋が出来たのは、本当に夏帆さんの力であり、魅力だと思う」とコメント。一方の夏帆も「すごくストイックで真面目な方で、自然と(東出さん演じる)嘉雄さんと接することができた」と振り返っている。

また原作を読んでいたという東出は「(現代パートは)魅力的な俳優さんがたくさん出ているので、原作から飛び出してきたような、原作の魅力そのままの映画になっている」と賛辞を贈っているほか、夏帆はクランクアップ直後に「もう少し、撮影をしていたかったというのが今の正直な感想。現在と過去がつながった時に、一体どういう映画になるのか凄く楽しみです」とコメント。

あわせて公開された特報では、『それから』と栞子が大切に保管している『晩年』の2冊の本を中心に、ビブリア古書堂を舞台とした現代のパートと、絹子と嘉雄の恋を描いた過去のパートが交錯する様子が映し出されている。

■東出昌大のコメント
クランクイン前、初めて三島監督とお会いした際に、考えながら絞り出す様にしか喋れない僕の言葉を、真っ直ぐに目を見据ながら聞いて下さるそのお姿に、信頼を寄せ覚悟を決めたことを覚えています。
恋人役の夏帆さんや、素晴らしい共演者の方々と充実した日々の中、過去パートを撮影させて頂きました。
撮影には立ち会えなかった現代パートですが、黒木さんや野村さんのお芝居が銀幕で観れる日が楽しみです。
原作ファンの方も、ご存知ない方も、是非、ビブリアの映画を楽しみになさって下さい。

■夏帆のコメント
三島組に参加して三島さんの作品とは不思議な縁があると感じました。
作品にかける想いの強さと、いつもは凛とした監督がたまに見せる少女の顔が印象的で。
三島さんの強さのなかに垣間見える繊細な感性がこの作品の世界観にぴったりだなと思いました。
東出さんは、以前ご一緒した作品との役の振り幅に驚き、その立ち姿から文学の香りのする方だな、と。
この作品は本に纏わるひとたちのお話です。
わたし自身もあらためて古書の魅力を教えてもらった気がします。
ぜひ公開を楽しみにしていてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 個人的には、黒木華より、昔の夏帆(長髪の頃)の方が、栞子っぽいんだけど(苦笑)※身長が低くない点以外は…
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