筧利夫×広末涼子×広瀬すず つか原作ラジオドラマ『ストリッパー物語』

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2018年05月26日 12:21  CINRA.NET

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左から広末涼子、筧利夫
ラジオドラマ『ストリッパー物語』が、6月11日にニッポン放送でオンエアされる。

つかこうへいの同名戯曲を原作にしたラジオドラマ版の『ストリッパー物語』は、50周年を迎えるニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』と開局20周年の日本映画専門チャンネルによる合同企画。昭和の末、全国のストリップ小屋を巡業しているストリッパーの明美と、その「ヒモ」シゲの前に、1人の女子高生・美智子が現れるが、彼女はシゲの実の娘だったというあらすじだ。

盛りを過ぎたストリッパーの明美役に広末涼子、シゲ役に筧利夫、美智子役に広瀬すずがキャスティング。共演者には笑福亭鶴光、馬場徹、菅田俊、津川雅彦が名を連ねる。語りは講談師の神田松之丞。演出は『北の国から』の杉田成道、脚色はつかに師事した羽原大介が手掛けた。杉田がラジオドラマの演出を担当するのは同作が初。収録は実際に芝居をしながら行なわれ、明美と美智子のタップシーンはタップダンサーの火口秀幸が監修を務めた。

筧利夫は「ラジオドラマとしては異例の制作期間(収録5日)を費やし、テレビドラマのように実際に芝居をしながら録る世界初の試みだと思います」、広末涼子は「映像とは違う、声だからこそのドキドキやワクワクがきっと伝わると思います。明美という女性の苦しくて切ない生涯に魂を込めて演じました」とそれぞれコメント。

日本映画専門チャンネルはラジオドラマの放送にあわせて特別番組『ストリップ劇場物語』を製作。6月1日に日本映画専門チャンネル、6月10日にBSフジで放送される。さらに日本映画専門チャンネルは、つかこうへいが生誕70周年を迎えたことを記念して『つかこうへい映画祭』を企画。7月と8月に『蒲田行進曲』『二代目はクリスチャン』『幕末純情伝』『熱海殺人事件』などつか原作の映画7本を放送する。

■筧利夫のコメント
ラジオドラマとしては異例の制作期間(収録5日)を費やし、テレビドラマのように実際に芝居をしながら録る世界初の試みだと思います。一人ひとり違う想像ができる作品です。是非みなさんに感想を聞いてみたいですね。

■広末涼子のコメント
声の力はすごいです。映像とは違う、声だからこそのドキドキやワクワクがきっと伝わると思います。明美という女性の苦しくて切ない生涯に魂を込めて演じました。

■杉田成道のコメント
その場の“空気感”を大切にしました。聴く人が引き込まれる感情、熱量、芝居の息を伝えられたらと思っています。つかさんの底辺の純愛、一途な愛を表現したおもしろい作品になりました。
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