内博貴主演『まさに世界の終わり』 ドランも映画化した戯曲を日本初舞台化

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2018年06月05日 11:51  CINRA.NET

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内博貴
舞台『まさに世界の終わり』が、9月22日から兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、10月4日に愛知・名古屋市芸術創造センター、10月6日に神奈川・藤沢市民会館大ホール、10月13日から東京・表参道のDDD青山クロスシアターで上演される。

『まさに世界の終わり』は、1995年に38歳で逝去したフランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスが、1990年にベルリンで執筆した戯曲。34歳のルイが、不治の病をきっかけに長らく帰っていなかった実家へ戻り、家族に病を打ち明けられないまま、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする様子が会話劇として描かれる。2016年に『たかが世界の終わり』というタイトルでグザヴィエ・ドラン監督によって映画化されている。

日本で初めて舞台化される今回、主演を務めるのは内博貴。2016年の『グレイト・ギャツビー』以来の主演舞台となる。共演には元宝塚歌劇団トップスターの大空ゆうひをはじめ、那須佐代子、鍛治直人、島ゆいかが名を連ねている。齋藤公一が翻訳した『まさに世界の終わり』を石丸さち子が台本化し、演出も手掛ける。

内博貴は「今回の作品は、会話劇という事で会話劇ならではの難しさもありますが、それぞれ個性の強い役柄を、素晴らしい共演者の方々ときっと良い化学反応を起こせると思うので楽しみながら演じられたらと思います」とコメント。石丸さち子は「フランスの現代劇作家ラガルスによる 5人芝居の日本初演を演出するにあたり、同作のグザヴィエ・ドラン監督映画に拮抗するキャスティングを考えました」と語っている。

東京公演、兵庫公演、藤沢公演のチケット発売日は7月15日から。名古屋公演のチケット発売日は7月14日からとなる。

■内博貴のコメント
今回の作品は、会話劇という事で会話劇ならではの難しさもありますが、それぞれ個性の強い役柄を、素晴らしい共演者の方々ときっと良い化学反応を起こせると思うので楽しみながら演じられたらと思います。
また、東京公演では、客席との距離が今まで経験のない近さなので、この距離感で僕のお芝居を観て頂けることも楽しみにしていただけたらと思います。

■石丸さち子のコメント
フランスの現代劇作家ラガルスによる 5人芝居の日本初演を演出するにあたり、同作のグザヴィエ・ドラン監督映画に拮抗するキャスティングを考えました。映画では高い評価を得ている美形俳優ギャスパー・ウリエルが演じた主役の作家役に、繊細でありながら骨太な存在感がある内博貴さんに挑戦していただきます。
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