仏映画作家 アニエス・ヴァルダの東京初個展が開催、映像インスタレーションや写真作品を展示
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2018年06月10日 17:35 Fashionsnap.com
フランス・パリを拠点に活動する映画作家 アニエス・ヴァルダ(Agnès Varda)が、東京で初めての個展を開催する。会場はBLUM&POEで、会期は6月12日から8月4日まで。
アニエス・ヴァルダは、「ラ・ポワント・クールト」をはじめ、「5時から7時までのクレオ」や「ジャック・ド ゥミの少年期」「落穂拾い」といった映画作品を手掛け、注目を集めてきた。2015年にカンヌ国際映画祭名誉賞を受賞し、2017年には第90回アカデミー賞名誉賞が授与された。これまで数々の展覧会を開催し、作品群はパリのポンピドゥー・センターやカルティエ現代美術財団、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。
同展では、映像インスタレーションや写真作品を展示。海岸を意味する映像インスタレーション作品「Bord de Mer」では過去・永続性・現在といった3つの異なる時間尺を表現し、正面のスクリーンには海景のスチルイメージ、床上の台座には波の動きを繰り返す映像が投影される。このほか1950年代から1960年代に制作した作品で、ヨーロッパの街角を背景に猫への眼差しを捉えたヴィテージプリントを公開する。
■オリヴィエ・ルノー・クレモン会期:2018年6月12日(火)〜8月4日(土) 場所:BLUM&POE(東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森 5階)オープニング・レセプション:6月19日(火)18:00〜20:00公式サイト
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