2018 FIFAワールドカップ ロシアのピッチに初めて立った槙野智章が、ポーランド戦を振り返った。
「あんまり緊張しないタイプですけど、自分の中でこれまで積み上げてきたものはあったので。結果は残念なものになりましたが、チームとして次に進めたことは良かったと思いますし、忘れられない一戦になったと思いますね」
世界的ストライカーであるロベルト・レヴァンドフスキのマークを任されていた。プレースタイルを「頭に叩き込んで」試合に臨み、臆せず向かっていった。
「試合までに時間があったので、彼のプレー集を見ていました。セットプレーのマークも彼でしたし、吉田(麻也)選手との間に彼がいるときは、僕がマークにつく約束事もありましたね。彼を自由にさせないことが仕事だったので、その部分の手応えはあります」
「90分の中でレヴァンドフスキ選手との対戦は非常にやりがいのある、次に進むためのいいバトルだったんじゃないかなと思います」
最後に、「難しい判断」だったと明かしたボール回しについても言及した。
「ベンチからも指示があったし、長谷部(誠)さんが途中から入ってきたのでしっかり伝わりました。自分たちがやらなくちゃいけない最後の締めの部分っていうのは共有できていましたね」