吉田羊主演『コールドケース2』ゲストに橋爪功、宮藤官九郎、萩原聖人ら

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2018年06月29日 14:01  CINRA.NET

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左上から時計回りに橋爪功、宮藤官九郎、萩原聖人、矢田亜希子、若葉竜也、吉村界人 ©WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production
10月13日からWOWOWプライムで放送される『連続ドラマW コールドケース2〜真実の扉〜』の第1話から第3話の詳細が明らかになった。

2007年までアメリカのCBSで放送された刑事ドラマ『コールドケース』の日本版として2016年に放送された『連続ドラマW コールドケース〜真実の扉〜』の続編となる同作。神奈川県警捜査一課の刑事・石川百合役の吉田羊をはじめ、相棒の若手刑事・高木信次郎役の永山絢斗、ムードメーカー・立川大輔役の滝藤賢一、捜査経験豊富な金子徹役の光石研、百合たちを束ねる本木秀俊役の三浦友和が続投する。

第1話のサブタイトルは『学生運動』。47年の時を経て白骨遺体で発見された学生運動の中心人物の青年を巡る物語となり、元公安刑事で現在は警察学校の教員を務める杉崎雄一役を橋爪功、学生運動に身を投じるつつも葛藤する青年・橋本誠司役を吉村界人が演じるほか、佐藤玲、堀井新太、上杉柊平、前川泰之、奥貫薫、市毛良枝、篠田三郎、津嘉山正種が出演する。吉村は自身の演技について「僕が演じた橋本は、確固たる何かが自分の中で掴みきれなくて、迷っている人物で、自分ももし1970年代に生きていたら、同じように迷っていただろうなと共感出来ました」とコメントを寄せた。

第2話『名前のない殺人者』には宮藤官九郎、森永悠希、神尾楓珠が出演。22年前の殺人を告白する謎の男・藤原寛治役を演じた宮藤は「淡々と演じるという点では解釈の相違は無かったのですが、それにしても設定が特殊なので、自分なりに理解しようとして、途中で軽く悩みました。あと、吉田羊さんの説得力にずいぶん助けて頂きました」と述懐している。

第3話は『PKO』には、2007年のイラク派遣の任務中に遭った事故によって車椅子生活を余儀なくされた自衛官・野々宮一希役の萩原聖人と、一希の帰国後に謎の死を遂げた妻・恵理役の矢田亜希子が出演。萩原はドラマについて「どんなに世界平和をうたっていても、実際に戦地に行った当事者にしかわからない苦労というものは確実にあり、情報を鵜呑みにすることなく、ちゃんと自分で見極めなければならないんだと感じた作品です」とコメントを寄せている。

さらに新たなキャストも発表。シーズン1の最終話で犯人を撃ち殺した石川や、恋人を自死で失った高木の心のケアを担当する警察病院のカウンセラー・朝倉弘人役に若葉竜也がキャスティングされた。若葉は「吉田羊さんをはじめ共演したいキャストばかりでしたので、とても刺激的でしたし、三浦友和さんとは今回で3回目の共演でしたので、またご一緒できて嬉しかったです。今の自分の年齢でこうしてこの作品に参加できたことは俳優として自分の大きな財産になると思います」と語っている。

■橋爪功のコメント
今回の物語の舞台になっている1970年代は、私にとっても青春真っ只中で、色々なことを想い出し、懐かしい気持ちになりました。
今回、本当は学生時代も自分で演じたかったのですが、そこはお声がかからなくて、ああ、もう自分は若い年齢の役がとっくに出来なくなってしまったのだと悔しい気持ちでいっぱいです。

■吉村界人のコメント
僕が演じた橋本は、確固たる何かが自分の中で掴みきれなくて、迷っている人物で、自分ももし1970年代に生きていたら、同じように迷っていただろうなと共感出来ました。この時代の一人一人がしっかり目的を持って生き、熱を持っている、その感じが好きでした。
そしてコールドケースの現場はスタッフ全員がモノづくりにストイックな姿勢で素晴らしい現場でした。16ミリフィルムでの撮影も凄くて、常に緊張感があり、その真剣さに常に汗をかいてました。

■宮藤官九郎のコメント
シーズン1を観て、これはどうやって撮ってるんだろうと興味津々でしたが、今回参加してみて、なるほど、要するにドラマのスケジュール感で映画を撮っているんだな、と合点がいきました。作り込みは映画のクオリティ、でもスケジュールは連続ドラマ並みにタイト。監督の要求に応えるスタッフさんの熱量がすごかったです。
淡々と演じるという点では解釈の相違は無かったのですが、それにしても設定が特殊なので、自分なりに理解しようとして、途中で軽く悩みました。あと、吉田羊さんの説得力にずいぶん助けて頂きました。

■萩原聖人のコメント
しっかりと野々宮一希というひとりの男の人生を生きることが出来た作品です。スタッフやキャストの温かさに包まれて、12月撮影という寒い中、半袖で夏設定のシーンを乗り切ることが出来ました。
どんなに世界平和をうたっていても、実際に戦地に行った当事者にしかわからない苦労というものは確実にあり、情報を鵜呑みにすることなく、ちゃんと自分で見極めなければならないんだと感じた作品です。

■矢田亜希子のコメント
コールドケースは、前シーズンも全て観ていたし、とっても好きな作品だったので、まずは出演できたことが嬉しかったです。また、波多野監督とも一度ご一緒してみたいと思っていたので、今回、それが叶って幸せでした。
共演の萩原聖人さんとは2度目の夫婦役で、お互いを知っていたことは、やりやすさに繋がりました。俳優として尊敬する先輩と改めて組ませていただけたことは本当に光栄なことで、すごく感謝しています。
出来上がりが本当に楽しみです。

■若葉竜也のコメント
前作のシーズン1を見ていたので今回、参加できると聞いた時、すごく興奮しました。
吉田羊さんをはじめ共演したいキャストばかりでしたので、とても刺激的でしたし、三浦友和さんとは今回で3回目の共演でしたので、またご一緒できて嬉しかったです。
今の自分の年齢でこうしてこの作品に参加できたことは俳優として自分の大きな財産になると思います。
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