台風接近 気象庁が「危険度分布」の利用呼びかけ 雨による危険度を地図上に表示

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2018年07月27日 19:30  BIGLOBEニュース

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気象庁「危険度分布」

気象庁は、台風12号が接近していることを受け、雨による災害発生の危険度を表示する「危険度分布」を利用し避難の参考にするよう呼びかけている。


気象庁では、雨による災害発生の危険度を地図上に表示する「大雨警報(浸水害)の危険度分布」「洪水警報の危険度分布」「土砂災害警戒判定メッシュ情報」を気象庁ホームページで提供している。洪水警報の場合、危険度を「今後の注意等」「注意」「警戒」「非常に危険」「極めて危険の」を5段階に分類。地図上に色分けして、リアルタイムで危険度を表示する。スマートフォンからは気象庁のトップページ下部の危険度分布のバナー、パソコンからは気象庁のトップページ右側のバナーからアクセスすることができる。


台風12号は、強い勢力を維持し28日午後には関東甲信地方にかなり接近。29日明け方までに東海地方または西日本に上陸する見込みとなっている。東日本では台風接近前の27日夜から大雨となる可能性があり、29日にかけては東日本と西日本を中心に非常に激しい雨に。29日12時までの24時間の雨量が多いところで関東甲信地方で300から500ミリ、東海地方で300から400ミリ、近畿地方と中国地方で200から300ミリと広い範囲で大雨となるおそれがある。自治体などの情報に加え、「危険度分布」も活用して台風に備える必要がある。


気象庁「危険度分布」のホームページ(洪水警報の危険度分布)

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