「女性は欲望を持つ生き物であると認識する」そうするだけで、あなたの色気は倍増する。
どんなにキレイに着飾っても、女性もまたあなたと同じ欲望を持つ、生き物なのだ。好きな人に愛されたいし、ときには本命の交際相手にときめいたりもする。秘密の恋をする女性だって数えたらきりがない。あるいは物欲も食欲もある生身の人間である。ないように見せかけてはいるが、欲望のない女性などいない。
こう思うことができると、女性に接する時の行動パターンが変わりはじめる。
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ここで大切なことがある。「女性の欲望と自分の欲望の接点を探す」ということだ。一致した場所で接近する。たとえば、「彼氏はいるけれど、物足りないから、交際しないまでも、デートっぽい雰囲気で会える男友達が欲しい」そう思っている女性の欲望に気づき、そして自分はそれを叶える男だよということをサラリと伝える。
もっと身近な話で言えば、今日は浴びるほどお酒を飲んで、歌って叫んで踊りたい。そういう欲望を持っていることをしっかり聞き出し、自分も一緒に楽しんであげる。ということだ。
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■自分の型を押し付けると、視野は狭くなる
「女性は浮気などしない」
「酒を飲んで絶叫したり、ふしだらに踊ったりすることを、女性が好むわけがない」
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そんな偏った型にあてはめて女性を見てはいけない。それはあなたの人生の視野の狭さを押し付けるようなもの。女性にとっては居心地が悪いのである。
試しに女性にこんな質問をしてみるといい。「一肌恋しいときってどんなとき?」「イチャイチャしたくなるときってある?」……ほんのお試しでいい。さわやかに、当たり前であるかのようにサラリと聴く。
すると当然のごとく、「うーん日曜の夜かな」だったり、「素敵なドラマ見た後とか、あとは……恋の曲なんか聴いた時かな」などとストレートな返答が返ってくる。
このやりとりをしただけで、あなたと目の前の女友達との会話は一気に華やぎ、2人の間に存在する空気に色めきが生まれるのである。
(文:潮凪洋介)
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「大人の男の気遣い」