今年9月に26歳の若さで急死したラッパーのマック・ミラー。彼の追悼コンサート『Mac Miller:A Celebration of Life』が、現地時間31日にロサンゼルスのグリーク・シアターで行われ、多くのアーティストが参列した。
マック・ミラーは今年9月7日、カリフォルニア州の自宅で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された。死因は薬物の過剰摂取だったと言われている。先月にはマックの家族とマネージメントチームが彼の追悼コンサート『Mac Miller:A Celebration of Life』を開催すると発表していた。
さらにアーティストたちは続々とマックとのコラボ曲を披露しており、ヴィンス・ステープルズは『Rain』を、アンダーソン・パークは『Dang!』を、ミゲルは『Weekend』を、タイ・ダラー・サインは『Cinderella』をパフォーマンスした。Njomzaはマックのことを歌った新曲を披露したが、その中にはマックの新アルバム『Swimming』からと思われる歌詞や、「I call your name and hear no sound(お前の名を呼んでも何も聞こえないんだ)」とマックがいない悲しみを込めた歌詞が織り込まれていた。さらにスクールボーイ・Qはマックとスタジオにいた時に一部を作曲した『THat Part』を歌い上げた。
このコンサートの模様はマック・ミラーのフェイスブックでライブ配信され、世界中のファンが彼の冥福を祈った。コンサートの利益はマック・ミラーの名のもとに設立されたチャリティー基金「The Mac Miller Circles Fund(MMCF)」に寄付される。今回のコンサートを通じて、改めてマックがどれだけ多くの友人、そしてファンに愛されていたかが伝わったことだろう。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)