米カリフォルニア州で発生した山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」が、現地時間8日の発生から6日目を迎えた。今回の山火事で避難を余儀なくされたり、被災したセレブは少なくないが、現在多くのセレブが復興に向けて立ち上がり、多額の寄付やボランティア活動を行っている。レディー・ガガもそんな1人だ。
米カリフォルニア州で発生した山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」は、現地時間8日の発生から6日目を迎え、現在その鎮火率は47%と報じられている。海沿いの高級住宅地マリブまで迫った火の手は
マイリー・サイラス&リアム・ヘムズワースや俳優ジェラルド・バトラーらの豪邸をあっという間に奪ってしまった。
この甚大な被害で多くの人々が悲しみに明け暮れるなか、ここ数日は高額の寄付をしたり、ボランティア活動に精を出すなど復興のために尽力するセレブらのニュースが多々伝えられている。歌手レディー・ガガは13日、マリブの避難所でボランティア活動を行う様子を自身のSNSに公開した。
レディー・ガガは、山火事発生の翌日9日にマリブの自宅から緊急避難したことをTwitterで報告、「自宅が炎に包まれてしまうかもしれない」「今は一緒に互いのために祈りましょう」とツイートしていた。そして「ワールド・カインドネス・デー(世界親切デー)」だった現地時間13日には、SNS上に車を運転する自身の姿を収めた短い動画をアップし、こう語った。
「今、緊急避難した人々と過ごすために、カリフォルニアの避難所に向かう途中よ。」
「これは今日の私の“思いやり行動”の1つね。みなさんにも同じことをお勧めするわ。人に思いやりを持って接しましょう。」
さらにInstagramストーリーにも、スッピンにブルーのトレーナー&キャップ姿で11段に積み上げられたピザボックスを抱える姿や、「アメリカ赤十字社」スタッフや被災者とのグループ写真などをアップした。そこにはピザやコーヒー、ギフトカードを被災者に届けたこと、そして被災者への支援活動を続ける「アメリカ赤十字社」への感謝の気持ちなどが綴られている。
レディー・ガガは11日にも避難所を訪れており、およそ90分の滞在時間中に被災者との写真撮影に応じたり、ギフトカードを配っていたようだ。98歳の女性に歌を歌う場面もあったと報じられている。避難所の人々には、
「私たちが知り合いじゃないのはわかってる。でも私はあなたたちを愛してる。これは緊急事態よ。だけど、あなたは決して1人ぼっちじゃない。」
と伝え、避難所に常駐するメンタルヘルスカウンセラーによるカウンセリングを受けることも、この試練の時を乗り切る1つの方法として勧めた。
思いがけないレディー・ガガの避難所訪問は、住み慣れた家や愛する人を失い途方に暮れる被災者たちにとって少しでも励まされたことだろう。
画像は『Lady Gaga 2018年11月13日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)