広島カープが11月14日、ブラッド・エルドレッド内野手と来季契約を結ばないことを発表した。エルドレッド選手は2012年6月に広島へ入団、通算577試合に出場して打率259、本塁打133本、370打点と活躍する一方、ママチャリでマツダスタジアムに通ったり、町を疾走するなど地域に溶け込み愛されてきた。しかしながら今季は出場機会が少なく、成績も振るわなかった。外国人選手で7年間の在籍は同球団最長となる。
【この記事の動画を見る】
エルドレッド選手は来季も日本球界でのプレーを希望しており、熱烈なカープファンで知られる岸田繁(くるり)が14日、SNSでエルドレッド選手と並ぶ「思い出の一枚」を投稿して「彼のこれからの野球人生が素晴らしいものになりますように。心より」とエールを送った。
岸田は「思い出の一枚」について2016年の日本シリーズ「広島―日本ハム」にて、引退前の黒田博樹投手が現役最後のマウンドに登った札幌ドームで撮ったものだと補足、「私の席の前には、エルドレッド家の皆さんが大集合されてた。黒田さんマウンドを降りたあと、最後まで拍手をして讃えていたのは彼らだった」と明かしている。
ちなみに、くるりがオールタイムベスト『くるりの20回転』(2016年9月14日発売)のリリースを記念して縁のある人々によるコメントをミュージックビデオとともに公開しており、『くるり - 「ロックンロール」 〜わたしにとってのくるり〜 ブラッド・エルドレッド(広島東洋カープ)』もその1つだ。
画像は『岸田繁 2018年11月14日付Twitter「思い出の一枚。彼のこれからの野球人生が素晴らしいものになりますように。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)