ANARCHY初監督作、野村周平がラッパー役で主演 映画『WALKING MAN』

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2018年11月16日 19:01  CINRA.NET

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ANARCHY
映画『WALKING MAN』の製作が決定。2019年に公開される。

同作はラッパーのANARCHYの初監督作品。事故で重症を負った母親と、思春期の妹と共に貧しい生活を送る吃音症の主人公・アトムが、ラップと出会ったことで最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し、成長していく、というあらすじだ。

不用品回収業のアルバイトで生計を立てる、気弱で心優しい青年・アトム役に野村周平がキャスティング。脚本をドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』などの梶原阿貴、プロデュースを『ヘルタースケルター』『くちびるに歌を』の宇田充、企画プロデュースを『スカイハイ』シリーズなどの漫画家・高橋ツトムが担当。撮影は11月20日からスタートする。

主演の野村周平は「普段から親しくさせていただいているANARCHYさんの初監督作品に出演させていただけることはとても光栄です。僕はラップをやったことはありませんが、ヒップホップが好きなのでいつかやってみたいなと思っていました」とコメント。

ANARCHYは「25歳の頃から描いていた夢の一つが、35歳になったら映画を撮る事でした。僕はミュージシャンですが、映画は目で見て耳で聴く、究極のアートだと思っています」「主演は野村周平君にオファーしました。この映画ではリアルなストリート感を表現したく、演じるだけではできない、元々彼の中にあるものを引き出せば良いものが撮れると確信しています」と語っている。

■野村周平のコメント
普段から親しくさせていただいているANARCHYさんの初監督作品に出演させていただけることはとても光栄です。僕はラップをやったことはありませんが、ヒップホップが好きなのでいつかやってみたいなと思っていました。しっかりやらないとANARCHYさんに怒られるので、精一杯努力します。よろしくお願いします。

■ANARCHYのコメント
僕はラッパーです。25歳の頃から描いていた夢の一つが、35歳になったら映画を撮る事でした。
僕はミュージシャンですが、映画は目で見て耳で聴く、究極のアートだと思っています。
いきなり素人が映画監督?そう思う人は沢山いると思います。ただ自分の感覚だけを信じて今までやってきました。
慣習にとらわれず、今までになかった「リアルな現実、ヒップホップ、ラップ」を題材にした、現代の若者達の心を突き動かす物が作りたいと思い、まず漫画家の高橋ツトム先生に相談したのが始まりです。僕が表現したい事をギッシリつめるのに2年間かかりました。そして最高の本ができ、最高のキャスト・スタッフが集まってくれたと思ってます。
主演は野村周平君にオファーしました。この映画ではリアルなストリート感を表現したく、演じるだけではできない、元々彼の中にあるものを引き出せば良いものが撮れると確信しています。
主人公のアトムは若くして父親を亡くし、母と妹の三人で暮らし、けして裕福ではない普通の家の普通の男の子です。
上手に話すこともできない内気な1人の少年が劇中で一台のウォークマンと出会い、何かが変わっていく、人生の葛藤を描いた青春ストーリーです。この映画を通して若者達が一歩踏み出す勇気が持てる映画にしたいです。
多くの人達が心にしまっている言葉「ありがとう」「愛してる」口から出して伝えたくなるような作品になると思っています。
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