人気ラッパーのスヌープ・ドッグ(47)が、現地時間19日に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に殿堂入りを果たした。スヌープは「俺は俺に感謝したいです」とかなり個性的なスピーチで、式典を盛り上げた。
スヌープ・ドッグは1992年にドクター・ドレーに見出されてデビューシングル『Deep Cover』を発売し、翌年にリリースしたデビューアルバム『Doggystyle』が大ヒットした。またデビューから25年を経た2017年には通算15枚目となるアルバム『Neva Left』をリリースしており、その存在感は際立っている。
そんなスヌープが現地時間19日、ハリウッドの観光名所「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に名前入りの星型プレートが埋め込まれ、殿堂入りを果たした。
スヌープ・ドッグは式典のスピーチで、「このスターを見て、いつかここに殿堂入りするのはどんな気持ちだろうかと思っていました。ここに来て、今の自分を作ってくれた人たち、ファンのことを見られて素晴らしい気持ちです」と真面目に語り、家族や仕事の関係者やラッパー仲間、ドクター・ドレーらに感謝を表した。
そして最後に、スヌープ・ドッグ節が炸裂した。
「大事なことを言い忘れていたけど、俺は俺に感謝したいです。俺を信じてくれた俺に感謝し、一生懸命働いてくれた俺に感謝したいです。休まず働いた俺に感謝したいです。決して辞めなかった俺に感謝したいです。いつも何かを与える側(ギバー)であり、与えられるより与える側であろうとした俺に感謝したいです。間違ったことよりも正しいことをしようとした俺に感謝したいです。いつも俺らしくいた俺に感謝したいです。スヌープ・ドッグ、お前は悪いマザーファッ○ーだ。」
そのように述べ、集まったファンを盛り上げていた。
なお式典には妻シャンテ・ブローダス、20歳の息子ジュリアンさんと19歳の娘コリさん、ドクター・ドレー、ウォーレン・G、ジミー・キンメル、クインシー・ジョーンズらが参加し、スヌープ・ドッグの栄光の瞬間を見届けた。
画像は『snoopdogg 2018年11月19日付 Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)