社会の歪と希望を描く映画『こどもしょくどう』、主題歌作詞は俵万智

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2018年11月28日 11:31  CINRA.NET

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『こどもしょくどう』ティザービジュアル ©2018「こどもしょくどう」製作委員会
映画『こどもしょくどう』が2019年3月23日から東京・神保町の岩波ホールほか全国で順次公開。ティザービジュアルが公開された。

満足な食事をとることのできない子供たちの姿を、同じ子供の視点から描いた同作。「事なかれ主義」の小学5年生・高野ユウトが、河原で車上生活を送る「かわいそう」なミチル・ヒカル姉妹と出会い、2人に食事をふるまうが、姉妹の父親が失踪したことをきっかけに彼女たちと共に行動を起こす、というあらすじだ。

高野ユウト役に藤本哉汰、ミチル役に鈴木梨央、食堂を営むユウトの両親役に常盤貴子と吉岡秀隆がキャスティング。監督を実写版『火垂るの墓』の日向寺太郎、脚本を山口智之と『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の足立紳が務めた。

公開されたティザービジュアルには、出演者たちの姿や、「僕はいつも、知らんぷりしていた。希望を捨てたくないこども達は驚くべき行動にでた――。」というコピーなどが写し出されている。

また、同作の主題歌の作詞を歌人の俵万智が担当することもあわせて発表。主題歌のタイトルは“こどもしょくどう”で、劇伴を手掛けるCastle in the Airの谷川公子が作曲する。
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