瑛太×橋爪功 藤沢周平のサスペンス時代劇小説『闇の歯車』が映像化

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2018年11月30日 20:31  CINRA.NET

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『闇の歯車』 ©2019「闇の歯車」製作委員会(写真:江森康之)
藤沢周平原作の映像作品『闇の歯車』の製作が決定。2019年1月19日から東京・丸の内TOEIほかで公開、2月9日に時代劇専門チャンネルで放送される。

時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品の1作として製作される同作は、藤沢周平の同名サスペンス小説が原作。江戸時代の日本を舞台に、闇の世界で日々の糧を得る佐之助が、謎の男・伊兵衛の誘いを受け、仲間たちと共にある商家に眠る700両の強奪を企むも、やがて人生の歯車が狂い始める様を描く。

主演に瑛太がキャスティングされているほか、橋爪功らが出演。監督を『鬼平犯科帳 THE FINAL』や北大路欣也版『剣客商売』シリーズの山下智彦、脚本を金子成人が務める。

瑛太は作品について「大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした。そして、時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう」、橋爪は「今回の作品は『義理人情』ではなく『サスペンス』が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、色々な視点からお楽しみ頂けると思います」とコメントを寄せている。

テレビ放送に先駆けて行なわれる劇場上映は、全国5都市を中心に期間限定で実施。劇場配給は東映ビデオ。

■瑛太のコメント
藤沢周平作品は、時代劇の中でも特別な世界観を感じます。
その中で念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした。そして、時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう。監督は明るく面白いが、勢いがある。まさに「怪物」。初日の1カット目、威勢よすぎる掛け声「スターツ」を聞き、“作品に命を懸けて向き合っている”ことを感じました。刺激を与えてくれる存在でありながら、温かい目でも見てくれる。そんな監督だからこそ、キャスト、スタッフは全力で監督についていく。そして現場全体に安心感が生まれるのでしょう。このスタッフ、キャストで作っていけば、台本を読んで想像した以上のものが生まれていくと確信してます。

■橋爪功のコメント
時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇に出演するのは、「鬼平外伝 老盗流転」「吹く風は秋」に続いて3作目になりますが、こうして再び声をかけてもらえることが嬉しく、楽しく演じさせていただいています。これからお年寄りの方々が増えていく中で、シニア世代が楽しめるエンターテインメントが必要だと感じています。今回の作品は「義理人情」ではなく「サスペンス」が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、色々な視点からお楽しみ頂けると思います。こうした新しい形の時代劇も味わって頂ければ嬉しいです。
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