ピート・デヴィッドソンとの婚約解消直後にリリースされたアリアナ・グランデの新曲『thank u, next』。同曲でアリアナは元恋人たちの名を実名で次々と挙げながら、これまでの自身の恋愛遍歴を振り返っている。傷心のはずのアリアナが軽快なメロディーに乗せて歌う同曲は、恋愛を通じて自分を成長させてくれた複数の元彼への感謝や、これからも前を向いてしっかり歩んでいくという強い意志表明の歌でもあり、聴く人の共感を集めている。
ファンの間で熱望されていたミュージックビデオは、現地時間先月30日正午にいよいよ解禁となり、『Mean Girls(邦題:ミーン・ガールズ、2004年公開)』、『13 Going on 30(邦題:13 ラブ 30、2004年公開)』『Bring it On(邦題:チアーズ!、2000年公開)』『Legally Blonde(邦題:キューティ・ブロンド、2001年公開)』という過去のヒット映画4本からインスピレーションを受けた同ビデオは、世界中で大反響を巻き起こした。「YouTube」の動画ライブ配信「プレミア公開(Premieres)」では瞬間最大で82万9000人が同時視聴、公開と同時に寄せられたコメント数は51万6000件にのぼり、アリアナの『thank u, next』は新記録を樹立したと大きな話題をさらっていた。
アリアナ・グランデ本人も「まだ起き抜けだからかな、いま起こっているすべてのことが夢かもしれない気がする」「4600万回…そんな信じられないニュースを耳にするのは初めて」「追伸。『vevo』で新記録の達成よ。信じられない。みんな愛してるわ。ありがとう」などとツイートした。正午が過ぎ動画公開から24時間が経過すると、『thank u, next』の再生回数は5030万回に到達する快挙を見せた。
歴代の記録では、第2位のBTS(防弾少年団)の『IDOL』に続き、第3位にはテイラー・スイフトの『Look What You Made Me Do』が4320万回、第4位にはエミネムの『Killshot』が3810万回の再生回数でランクインしているが、アリアナ・グランデがこのほど樹立した5030万回という記録は、彼らに大差をつけた形となった。
画像は『Ariana Grande 2018年12月2日付Instagram」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 c.emma)