宮崎駿「風の谷のナウシカ」が歌舞伎に!映画では描かれなかった原作を完全上映

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2018年12月12日 11:24  コミックナタリー

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「風の谷のナウシカ」イラスト (c)Studio Ghibli
宮崎駿「風の谷のナウシカ」を題材とした新作歌舞伎が、2019年12月に東京・新橋演舞場で上演されることが決定した。

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「風の谷のナウシカ」は、「火の七日間」と呼ばれる戦争により産業文明が崩壊し、巨大な蟲と、有毒な瘴気を発する菌類の森・腐海に覆われた世界を舞台に、「風の谷」の族長ジルの末娘・ナウシカを描く物語。1982年から1994年にかけてアニメージュ(徳間書店)にて連載され、1984年には宮崎が監督を務めた劇場アニメが公開された。

宮崎作品および、スタジオジブリ関連作品が歌舞伎舞台化されるのは今回が初。主人公・ナウシカを尾上菊之助が演じ、ナウシカと対をなすトルメキアの皇女・クシャナ役は中村七之助が務める。そのほか尾上松也、坂東巳之助、尾上右近が演者として名を連ねた。

脚本は「借りぐらしのアリエッティ」や「思い出のマーニー」などのジブリ作品の脚本を務めた丹羽圭子、演出は「新作歌舞伎『NARUTO-ナルト-』」を手がけたG2が担当。全7巻におよぶ原作を完全上演する予定で、映画版では描かれなかった原作の壮大な物語を、昼の部・夜の部通しで上演する。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「ナウシカを古典歌舞伎でやる。それが面白いと思ったし、どういうものが出来るのか楽しみです。 一観客として、楽しませて貰います」とコメントしている。

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」日程:2019年12月公演 ※昼の部・夜の部で通し上演
会場:新橋演舞場

スタッフ原作:漫画「風の谷のナウシカ」宮崎駿
脚本:丹羽圭子
演出:G2
製作:松竹株式会社

キャストナウシカ役:尾上菊之助
クシャナ役:中村七之助
尾上松也、坂東巳之助、尾上右近 ほか

このニュースに関するつぶやき

  • う〜ん、歌舞伎にとって新しいチャレンジはいいと思うが、ナウシカにとってはせっかくの確立した世界観が壊れかねないからちょっとやめて欲しいなぁ……「おぅぉむの怒りは、どぅぁいちのいくぁりぃ〜」ってか?
    • イイネ!3
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