フェラーリF1代表、「不運な出来事の連続」が敗北の一因と示唆

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2018年12月21日 07:31  AUTOSPORT web

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2018年F1第2戦バーレーンGP キミ・ライコネン(フェラーリ)、タイヤ装着ミスでリタイア
スクーデリア・フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、2018年シーズンには、さまざまな不運な出来事が起こり、それがチーム全体のパフォーマンスに影響したとの考えを示した。

 2018年のフェラーリSF71Hは強力で、しばしば王者メルセデスを上回る速さを発揮した。しかしフェラーリはいくつかミスを犯して失速、コンストラクターズ選手権、ドライバーズ選手権の両方において、メルセデスとルイス・ハミルトンに届かなかった。

 シーズンを振り返り、アリバベーネは、チームにはいくつか不幸な出来事があり、その影響を受けたと示唆した。バーレーンGP決勝で、キミ・ライコネンがピットストップをした際にメカニックが足を引かれるというアクシデントがあった。また、7月にはフィアット・クライスラー・オートモービルズのCEO、フェラーリの会長およびCEOを務めたセルジオ・マルキオンネが死去した。

「メカニックのチガリーニがインシデントに巻き込まれた。そして、私をフェラーリへと誘ってくれた会長が亡くなった。それによって我々に大きな穴が開いた。また、オースティンの直前、あるエンジニアを失った」とアリバベーネはLa Gazzetta dello Sportに対して語った。

「コース上以外でも、我々がコントロールできないことがたくさん起きた。来年は少し運が味方してくれればと願っている」

 2019年にはフェラーリはセバスチャン・ベッテルのチームメイトにシャルル・ルクレールを迎え、メルセデスのダブルタイトル6連覇を阻止すべく、戦いを挑んでいく。

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