武道館入り口に大きなツリーが飾られ、客席のあちこちでファンがサンタ帽をかぶるなどクリスマスムードの日本武道館。そのステージのアンコール中に、高見沢俊彦が「サプライズ発表があります」と切り出した。何が語られるのかファンがじっと聞き入るなか、高見沢からギネス認定が報告された。続けてギネス世界記録公式認定員がステージに颯爽と登場し、『同一国際スポーツ大会のテレビ放送における同一アーティストによる最多テーマソング数』≪Most theme songs sung by the same artist for the same international sports event broadcast on TV≫としてギネス世界記録に認定されたことを発表してから、THE ALFEEに公式認定証を授与した。これは、1987年から31年間(32年の間、1995年は阪神・淡路大震災のため中止)、関西テレビ『大阪国際女子マラソン』に、THE ALFEEが毎年異なるイメージソングを提供し続けたことによるもの。今年でイメージソングの提供は卒業したが、その曲数は全31曲になり、コンプリートアルバム『Last Run!』が12月19日にリリースされたばかりだ。
THE ALFEEの日本武道館での総公演本数は1983年の初公演から今回の公演で94本を達成した(ちなみに毎年恒例となっている12月23日・24日の日本武道館公演だが、来年2019年は武道館が改修工事に入るため実施されない)。そしてこの日、コンサート通算本数2717本となり、日本のグループとしては最多記録を更新中だ。今年は12月29日の大阪城ホールでコンサート納めとなるが、来年も4月3日川口リリア メインホール(埼玉県川口市)を皮切りに、『THE ALFEE 45th ANNIVERSARY BEST HIT ALFEE 2019春の乱』で全国28公演を開催予定。