ファッションデザイナーとして活動するヴィクトリア・ベッカム 昨年11月にイギリスの人気女性グループ「スパイス・ガールズ」の再結成が発表され、今年5月からヴィクトリア・ベッカム(44)を除いた4人がイギリスでツアー「Spice World 2019 UK Tour」を行う予定だ。ファッションデザイナーの仕事を優先しているヴィクトリアがこのほど、再結成に関する複雑な胸中を明かした。
昨年11月に
ヴィクトリア・ベッカムを除くジェリ・ハリウェル、メラニー・ブラウン、エマ・バントン、メラニー・チズムの4人がイギリスでツアーを行うことを発表した「スパイス・ガールズ」。 ヴィクトリアは4人の子供を育てるなかファッションデザイナーとしての仕事に力を入れているため、不参加を表明していた。しかし、ヴィクトリアは「私は今回のステージには参加しませんが、『スパイス・ガールズ』のメンバーだった日々は、自分の人生にとって非常に意味のある大切な一節でした。来年のツアーが、愛と笑いに溢れたステージとなることを祈っています」と声援を送っていた。
そのヴィクトリア・ベッカムがこのほど、ツアーにカメオ出演やホログラムでの登場の可能性について『The Guardian』から問われ、「ノー。間違いなくノーよ」と回答。ツアーに参加しないことは難しい決断だったかという質問には、「全然。私が今やっていることは私のパッションだし、フルタイムの仕事よ。でも、(ツアーを)観るのは楽しみだわ。でも私がそこにいて、みんながステージにいたら、自分の中で少し仲間外れだって感じてしまうと思う。だって、断ったとはいえ、私の一部はいつも“スパイス・ガール”だから」と話している。
ちなみに、ヴィクトリアのファッションブランドは昨年9月に創立10周年を迎えたが、2017年の企業収益は2016年度に比べ17%の伸びを記録しているのにもかかわらず、過大な投資により2016年度は820万ポンド(約11億5000万円)、2017年度は1020万ポンド(約14億4000万円)の赤字となっている。ヴィクトリアが「スパイス・ガールズ」の再結成に参加するどころではないのは想像に難くない。
なお「スパイス・ガールズ」が再結成するのは今回が初めてではなく、2012年にロンドン・オリンピックの閉会式で5人揃って登場し、パフォーマンスを披露していた。
画像2枚目は『Spice Girls 2018年11月10日付Instagram「This is all about supporting women and helping them be heard.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)