イッセイ ミヤケ出身のプロダクトデザイナー松村光、新ブランドの"透ける魅力"を体現した旗艦店を南青山に出店

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2019年01月23日 19:52  Fashionsnap.com

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店内 Image by: FASHIONSNAP.COM
プロダクトデザイナーの松村光によるライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」の旗艦店「ゴジュウニ ディーエル ストア(52 D.L. STORE)」が1月25日にオープンする。オープンに先駆け、「実験室」をテーマにした店内が公開された。

 ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラは、三宅デザイン事務所で「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のパリコレクションや「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」の小物デザインを担当し、「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」の立ち上げにも携わった経験を持つ松村が昨年立ち上げたプロダクトブランド。豊富なプロダクトの開発経験を活かし、実験的なアイテムを展開している。松村が「作ったものを直接人に届けたい」と考えたことから、実店舗の出店を決めたという。
 旗艦店は表参道駅から徒歩10分の骨董通り沿いに面し、両隣に骨董屋が並ぶビルの1階に出店。同物件は、松村が掘り出し物に巡り会う場所として骨董屋に魅力を感じていたことから選んだと言い、「客にワクワクしながらプロダクトと出会って欲しい」という思いが込められている。店舗面積は約25平方メートル。建築デザイナーの関祐介が「実験室」をテーマに設計した店内は、壁一面にガラス製のタイルを敷き詰め、内装工事前のペンキの塗りムラが見えるように仕上げられた。ショーケースなどは設置せず、製品を実際に手に取り素材や構造を見られるように1点ずつ陳列。このほかキャッシュレス決済を導入し、先駆的な店舗を体験してもらうことを心がけたという。
 店内には、デビューコレクションとして透明なPVC素材の四角のモジュールを組み立てて作るバッグ「ミスロボット(Miss ROBOT)」と、壁に設置することでスペースを取らずに物を吊り下げられる「カプセルピンチ(CAPSULE PINCH)」(2,200円)をラインナップ。ミスロボットは、巾着型の「アスタリスク(ASTERISK)」(3万円〜)、トートバッグ型の「エックス(X)」(3万8,000円〜)、ショルダーバッグ型の「ライン(LINE)」(2万4,000円〜/いずれも税別)の3シリーズが揃い、さらに数量限定アイテムとしてツートーンカラーのモデルやネオンカラーのパーツを組み合わせたモデルを販売。全てのバッグにはシリーズ毎に00〜99のシリアルナンバーが刻印される。
 旗艦店の出店について、松村は「僕の念願でした。プロダクトも店舗もまだまだ実験を始めたてなので、これからお客さんを驚かせるような仕掛けを模索していきたいと思います」と意欲を示した。
■ゴジュウニ ディーエル ストアオープン日:2019年1月25日(金)住所:東京都港区南青山6-11-3 神通ビル 1階営業時間:12:00〜20:00定休日:水曜日公式サイト

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