小松菜奈が着物姿で盗賊を撃退 『サムライマラソン』アクションシーン公開

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2019年02月18日 12:20  CINRA.NET

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『サムライマラソン』 ©”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners
映画『サムライマラソン』の新たな本編映像が公開された。

公開された映像は、小松菜奈演じる雪姫の姿を映したもの。小川のほとりで休んでいるところを盗賊の男に襲われた雪姫が、逆上して刀を抜いた男相手に小刀で応戦し、男を引き倒して喉元に切っ先を突き付けるアクションシーンが確認できる。

小松が演じる雪姫は、長谷川博己演じる安中藩主・板倉勝明の娘で、江戸や西洋で絵画を学ぶために行動する強い信念を持ったヒロイン。原作にはわずかしか登場しないが、国内外で評価される「侍映画」を作るというコンセプトのもと、メインキャラクターに女性が不可欠だとしてバーナード・ローズ監督が自ら雪姫を掘り下げるストーリーを創作し、より重要なキャラクターとして完成させたという。

雪姫のキャスティングにあたっては、「男装した姿が男性に見えること」「藩主である父親に反抗するという強い自立心を表現できること」「美しい姫としての説得力があること」という3つの要素を同時に満たしていることが必要とされ、小松菜奈が選ばれた。

2月22日から公開される『サムライマラソン』、日本のマラソンの発祥と言われ、幕末から現在まで160年以上にわたって受け継がれている「安政遠足」を題材にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を映画化するもの。迫る外国の脅威に備えて安中藩主・板倉勝明が藩士を鍛えるために十五里の山道を走る遠足を計画するが、この動きが幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に藩の取り潰しを狙う刺客が送り込まれたことから、ただ1人迫る危機を知った男が計画の阻止のために走り出す、というあらすじだ。主演は佐藤健。
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