プラスサイズモデル藤井美穂、女性アスリートを応援するナイキCMに感動「思わず泣いてしまった」

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2019年02月26日 17:02  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

プラスサイズモデルで女優の藤井美穂(画像は『Miho Fuji 藤井美穂 2019年2月18日付Instagram「Everyday I put makeup on and dress myself as a role of movie.」(@mainambu)』のスクリーンショット)
4年前にハリウッド女優を夢見て英語が話せないのに単身渡米、今ではロサンゼルスを拠点に英語で漫談や演技をこなす藤井美穂。ダイナマイトなボディを生かしたプラスサイズモデルでもある彼女の人気は、インスタのフォロワーが6万人を超える勢いだ。

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公式Twitterのプロフィールで「自由な女性の生き方を広める活動をしています」と宣言する彼女が2月25日、「思わず泣いてしまった、ナイキのCM。せっかくなので字幕をつけてみました」と紹介した動画が反響を呼んでいる。

彼女が「女性でも、前代未聞でも、蔑まれても、臆することなく、信じたことをやり遂げようという強いメッセージに励まされます」とツイートするように、女性アスリートたちの活躍を世間が「クレイジーだ」「狂っている」と受け入れない現実を描いたもので「あなたが成し遂げれば“おかしい奴”じゃなくなる。やってみせてやろう」の言葉で結ばれる。

藤井美穂の自伝『日本でデブと呼ばれても6万人のインスタグラムフォロワーのプラスサイズモデル物語』によると、彼女は中学生の時にいじめなどが原因で不登校となり、それがきっかけで暴飲暴食から20キロ近く太ってしまう。「細かったときはそこそこ可愛くて、ハロプロのオーディション受けて書類審査通ったくらい」というから芸能界への憧れはあったようだ。

やがて高校に進むと部活でなぎなたに打ち込み、インターハイに出場するほど活躍するも痩せることはなかった。演劇を学べる芸術系の大学に入りながら、体型のコンプレックスから一時は「面白くなろう」と考えるも女優の夢を捨てきれず、「自分のなりたいもののビジョンを日本の芸能界には描けない」「世界を見たら、答えが出る」と思い立ちアメリカに渡る。

そうした経験を持つ彼女だけに、ナイキのCMが「あなたが成し遂げれば“おかしい奴”じゃなくなる」と呼びかける内容に強く共感したのだろう。彼女が字幕を付けた動画には、フォロワーから「特に特技の無い私でも、『よーし、やったるで』と言う気になる」「昨今、日本企業で女性蔑視の広告がしばしば登場し批判されるなか、このCMに勇気づけられました」「人間として魂を揺さぶられました。感謝です」などの反響が寄せられている。




画像は『Miho Fuji 藤井美穂 2019年2月18日付Instagram「Everyday I put makeup on and dress myself as a role of movie.」(@mainambu)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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