アカデミー賞主演男優賞のラミ・マレック、ステージから落下するハプニング

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2019年02月26日 20:21  Techinsight Japan

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ステージから落下したラミ・マレック(画像は『Chelsea Peretti 2019年2月24日付Instagram「most important moment for me personally」』のスクリーンショット)
現地時間24日の第91回アカデミー賞授賞式では、映画『グリーンブック』が作品賞に輝き幕を閉じた。司会者のいない異例の授賞式となったが、特に問題もなくセレモニーが終了したかに思われた。しかし、主演男優賞を受賞したラミ・マレックにあるハプニングが起きていた。

アカデミー賞授賞式といえば、2014年にプレゼンターを務めたジョン・トラボルタがパフォーマンスするイディナ・メンゼルの名前を「アデル・ダジーム」と間違えて紹介し、2017年には作品賞受賞作が誤発表されるなど何かしらのハプニングがあった。今年は司会者のいない異例の授賞式であったが、特に大きな出来事は伝えられていない。

しかし放送後に、あるハプニングが起きていたもよう。日本でも大ヒットした映画『ボヘミアン・ラプソディ』で「クイーン」の伝説のボーカル、フレディ・マーキュリーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが、授賞式終了後にステージから落下していたというのだ。各メディアは驚いた顔をしているラミが、男性スタッフらしき人物に助けられている写真を公開している。手に持っていたオスカー像は落ちることなくステージに残り、無事のようだ。

『PEOPLE.com』によると、ラミ・マレックは一旦最前列の椅子に座り、救急隊員が到着後はバックステージに移動したという。

その様子を見ていたというコメディアンのチェルシー・ペレッティは、インスタグラムにラミ・マレックの落下後の写真をアップし「私個人としてはこれが一番大切な瞬間だった」と言葉を添えた。さらにチェルシーは、階段にはオーケストラ用に6メートルほどの穴が空いていたが、ラミはステージにつかまって底まで落ちなかったとコメント欄で説明しており、あわや大惨事だったようだ。

無事だったラミ・マレックは、授賞式後のインタビューで受賞の喜びについてこのように語っている。

「俳優として一つ言えることは、僕たちのような人たちがたくさんいて、あるひとつのことを夢見ているってこと。きっとその夢は主演男優賞ではなく、とにかくまず、仕事をもらうことなんだろうと思う。この賞を受賞できたことは僕自身も、家族も全く予想していなかった。」
「厳しい闘いだったけど、僕がここにいることが不可能はないってことを証明していると思う。今夜、この受賞の喜びを、夢を抱くすべての人達と分かち合いたいよ。」

見事に栄冠をつかんだラミ・マレックだが、怪我でこの特別な日が台無しになることがなく安堵したことだろう。

画像は『Chelsea Peretti 2019年2月24日付Instagram「most important moment for me personally」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)
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