『ビバヒル』ルーク・ペリーが52歳で死去 ディラン役復活願いも空しく

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2019年03月05日 18:52  Techinsight Japan

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52歳で死去したルーク・ペリー
1990年から2000年まで10年間アメリカで放送された大人気テレビドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』。そのディラン・マッケイ役で知られるルーク・ペリーが、先月27日に脳卒中のため病院に運ばれた。しかし現地時間4日、52歳でそのまま帰らぬ人になった。

ルーク・ペリーは先月27日の朝9時40分頃、カリフォルニア州シャーマン・オークスの自宅で脳卒中を起こし、駆けつけた救急隊員により病院に緊急搬送された。救急隊員が到着した時は会話に応じることができたものの、その後状態が悪化。現地時間4日にバーバンクにある病院「St. Joseph’s Hospital」で亡くなった。ルークは元妻ミニー・シャープさんとの間に21歳の息子ジャックさん、18歳の娘ソフィーさんをもうけており、3人とも病院に駆けつけていた。ルークはミニーさん、ジャックさん、ソフィーさん、そして婚約者のウェンディ・マディソン・バウアーさん、母アン・ベネットさんら家族に囲まれて息を引き取った。

代理人は『E!News』に「家族は世界中からの溢れるサポートと祈りに感謝しています。この大きな悲しみの中、プライバシーを尊重して頂きたいです」とコメントしている。

ルーク・ペリーは『ビバリーヒルズ高校白書』のディラン役を1990年から2000年まで演じ、その後も数々のテレビシリーズや映画に出演してきた。ルークは現在放送中のCWテレビジョンネットワークのドラマ『リバーデイル』で主人公アーチー・アンドリュースの父フレッドを演じていた。また、今年7月に公開予定のブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが主演を務める映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演しており、同作が遺作となった。

ワーナー・ブラザーズとCWはルークの悲報を受けて、「我々は今日、ルーク・ペリーの悲報を聞いて深く悲しんでいます」「『リバーデイル』、ワーナー・ブラザーズ、CWファミリーの愛されるメンバー、ルークは人々が望む全てを兼ね備えた人物でした。大きな心を持った、とても思いやりがあるプロ精神の持ち主で、皆に対して真の友人でありました。番組の若いキャストたちにとって、父親像であり、良き師でもありました。ルークは本当に寛大で、愛と優しさのある現場にしてくれました。この辛い時に、ルークの家族のご心痛のほどお察しいたします」と表明している。

また2001年に脳動脈瘤を発症した女優シャロン・ストーン(60)は「(脳出血で)9日間生死の境をさまよい、その後数年間、読み書きや歩くことさえ困難だった。ルークもきっと戻ってくると信じている」とエールを送っていた。

奇しくもルーク・ペリーが緊急搬送されたその日は、彼の出世作となった『ビバリーヒルズ高校白書』がオリジナルキャストを迎えて全6話のリミテッドシリーズとなり、今年夏に放送されることが伝えられた日でもあった。

ルークは『リバーデイル』の撮影が多忙であることを理由に、出演者の中には含まれていなかったが、番組制作側はディラン役ルークのために「扉を開けて待っている」としていた。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)

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