間宮祥太朗×桜井日奈子『殺さない彼と死なない彼女』に恒松祐里、堀田真由

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2019年03月06日 19:30  CINRA.NET

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左絵上から時計回りに恒松祐里、堀田真由、金子大地、中尾暢樹、ゆうたろう、箭内夢菜 ©2019映画「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会
今秋に公開される映画『殺さない彼と死なない彼女』の追加キャストが発表された。

漫画家・世紀末がSNS上で発表し、後に書籍化された同名4コマ漫画を実写化する『殺さない彼と死なない彼女』は、何事にも興味が持てず、退屈な学校生活を送る高校3年生の小坂れいと、「死にたい」が口癖の同級生・鹿野ななの関係性を描く作品。口が悪いれい役を間宮祥太朗、なな役を桜井日奈子が演じることがこれまでに発表されていた。監督は『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』の小林啓一。

出演が明らかになったのは、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹ら。恒松祐里は性格が真逆の親友・きゃぴ子を厳しくも温かく見守る地味子役、堀田真由は周囲からの愛を求め続ける「ぶりっ子」きゃぴ子役を演じる。

箭内夢菜は思いを寄せる八千代に日課のように告白し続ける天真爛漫な撫子役、ゆうたろうは恋愛に無関心な草食男子・八千代役、金子大地はきゃぴ子の彼氏の1人であるイケメンくん役、中尾暢樹は愛についての歪んだ信念を説くサイコキラーくん役にキャスティングされている。さらにさっちゃん役を佐藤玲、きゃぴ子の母役を佐津川愛美、小坂の母役を森口瑤子が演じる。箭内が演じる撫子は原作では「君が代ちゃん」として登場する。

地味子役の恒松祐里は「初めてご一緒した小林啓一監督は凄く丁寧に映像を作っていく方で、一つ一つのシーンを舞台の稽古のように時間をかけて撮るという方法を使って下さり、きゃぴ子役の堀田真由ちゃんと相談しながらお芝居をすることがとても楽しかったです。丁寧に作っていった地味子ときゃぴ子の関係性を是非劇場で観て頂けたらと思います!」とコメント。

きゃぴ子役の堀田真由は「他者からの評価で自信を無くしがちな人が多い中で、きゃぴ子が持つ言葉には救いがありました。触れたら壊れてしまいそうで、でも触れなければ今にも崩れ落ちてしまいそうな。彼女の弱さを見ていると私がぎゅっと抱きしめてあげたくなる。そんな愛おしくも切ない姿に静かな涙が流れました。こんなにも素敵な作品に関わることができたことをとても光栄に思います」と述べている。

■恒松祐里のコメント
地味子役を演じさせて頂きました恒松祐里です。本作へ出演するにあたって世紀末さんの原作を読ませて頂いた時に、なんて素敵な作品なんだろうと感涙して私もこの物語のファンになりました!なので今回、原作の中でも印象的だった「地味子」という一見冷たいようで心の中は大きな優しさと愛が溢れている子を演じることが出来てとても嬉しかったです。初めてご一緒した小林啓一監督は凄く丁寧に映像を作っていく方で、一つ一つのシーンを舞台の稽古のように時間をかけて撮るという方法を使って下さり、きゃぴ子役の堀田真由ちゃんと相談しながらお芝居をすることがとても楽しかったです。丁寧に作っていった地味子ときゃぴ子の関係性を是非劇場で観て頂けたらと思います!公開をお楽しみに!

■堀田真由のコメント
他者からの評価で自信を無くしがちな人が多い中で、きゃぴ子が持つ言葉には救いがありました。触れたら壊れてしまいそうで、でも触れなければ今にも崩れ落ちてしまいそうな。彼女の弱さを見ていると私がぎゅっと抱きしめてあげたくなる。そんな愛おしくも切ない姿に静かな涙が流れました。こんなにも素敵な作品に関わることができたことをとても光栄に思います。4コマの世界から映像の中へどんな風に形を変え登場人物たちが飛び込んでいくのか、そしてそれぞれが抱えている小さくも大きな叫びが皆さんにどのように届くのか今から楽しみです!

■箭内夢菜のコメント
今回、演じさせて頂いた撫子ちゃん役は今までにない役で、ラブストーリーも初挑戦だったので初めは不安でいっぱいでしたが、相手役のゆうたろうさん(八千代くん)がとても優しくてしっかりされた方で、安心して最後まで演じきる事が出来ました。撮影でも、2人のシーンが多く、好きな物の話をしたり、読み合わせをしたり、お話を沢山させて頂きました。スタッフのみなさんも面白い方ばかりで、現場にいる時も居心地がよく、安心できる場所でした。八千代くんが大好きな女の子で「すき」と告白ばかりしていましたが、その日によって「すき」の言い方が変わったり、日に日に「大好き」になったり、演じている私でもこんなにストレートに告白できることをうらやましいと感じていました。このような作品で、素敵な恋をさせて頂けてとても楽しかったです♡

■ゆうたろうのコメント
はじめまして、八千代役のゆうたろうです。原作を読んで、登場人物ひとりひとりが本当に愛おしくて、切なくて。笑える場面もあるのに気づいたら泣きそうになっていました。自分がこの作品の世界の中で生きるのは正直想像出来なくて不安もあったのですが、監督と沢山お話をして、スタッフキャスト全員と本当に丁寧に創り上げる感覚で撮影していました。役としてもゆうたろうとしても成長させてくれる小林監督、世紀末さんの世界で生きられたのが幸せでしたし、クランクアップした次の日の寂しさと虚しさがとてつもない、そんな作品でした。“今を生きる”あなたに観て頂きたいです。
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