レナウンが、2019年2月期通期連結業績予想を下方修正したと発表した。売上高は633億円(前回発表は655億円)に引き下げ、営業損益は26億円の赤字(同 3億円の黒字)、経常損益は21億円の赤字(同 7億円の黒字)、親会社株主に帰属する当期純損益は25億円の赤字(同 3億円の黒字)となる見通しで、いずれも前回予想を大幅に下回る予定。
下方修正の要因としてコートを中心とした冬物が振るわず、初売り以降冬物のクリアランス販売に注力したものの消費者の節約志向が依然として根強く、十分な成果をあげられなかったことなどを理由に挙げている。また、在庫増加による在庫評価損の増加および正価販売比率低下に伴う利益率悪化などにより売上総利益が減少したことも業績に影響したという。
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。