『奇想天外映画祭』にエド・ウッド監督作や『フリークス』など11本

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2019年03月28日 14:30  CINRA.NET

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『奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival〜Freak and Geek アンダーグラウンドコレクション 2019〜』ビジュアル
特集上映『奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival〜Freak and Geek アンダーグラウンドコレクション 2019〜』が、6月8日から東京・新宿のK's cinemaで開催される。

映画史における「怪作、珍作、迷作、凡作、奇作」を集めた『奇想天外映画祭』。上映作品には、実際の「見世物芸人」が多数登場したトッド・ブラウニング監督の『フリークス』や、エド・ウッド監督の『グレンとグレンダ』『怪物の花嫁』『プラン9・フロム・アウタースペース』、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『サンタ・サングレ/聖なる血』、アメリカ中に突然現れた殺人トマトが人間を襲う『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』など11本がラインナップしている。開催にあたって同イベントの推薦人である柳下毅一郎のコメントが到着。

■柳下毅一郎のコメント
すぐれた演技、巧みなストーリーテリング、美しい映像、心地よい音楽、映画史的意義、完成度、感動……それら映画として求められることすべてに潔く背を向けてでも、追求せずにはいられないことがある。誰もやっていないこと、やりすぎてグロテスクになってしまうこと、誰も見たことがないものをスクリーンに映しだすために、ほかのすべてを犠牲にする。ごくまれにそんな映画がある。ただ個人的妄執のみによって、観客など無視して、個人的名声さえも求めず、ただやりたいようにやった結果生まれてしまう映画。そんな映画だけが本当の意味で人を驚かすことができる。そんな映画との出会いこそが、あなたの一生を変えてくれるかもしれない。
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