三越伊勢丹ホールディングスは3月29日の今日開催した取締役会において、同社完全子会社の三越伊勢丹が所有する固定資産「イセタンウエスト1」の譲渡を決議した。物件引渡日は11月を予定。譲渡先は同社関連当事者ではない一般事業法人で、守秘義務により具体的な公表を控えている。
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イセタンウエスト1は東京都新宿区新宿3丁目16番4号に位置する事務所用不動産で、敷地面積は約230平方メートル、延床面積は約760平方メートル。経営資源の有効活用による資産の効率化を図るため、譲渡することを決定した。
当該固定資産の譲渡により2019年3月期第4四半期決算において、固定資産減損損失として約158億円を特別損失に計上する見込み。2019年3月期連結業績への影響については現在精査中だという。
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