キアヌ・リーブス、またしてもヒーロー伝説作る 緊急着陸した飛行機でリーダーシップ発揮

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2019年03月29日 20:22  Techinsight Japan

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プライベートもカッコいいキアヌ・リーブス
現地時間23日、サンフランシスコからロサンゼルス近郊バーバンクに向かう飛行機が緊急着陸し、足止めをくらってしまった。そんななか映画『スピード』(1994年)で知られるキアヌ・リーブスが、映画さながらにリーダーシップを発揮することになった。その状況を漫画家のブライアン・レアが記録している。

23日のこと、サンフランシスコからバーバンクに向かうユナイテッド航空の飛行機がベーカーズフィールドに緊急着陸し、乗客は閉鎖された空港で足止めを食らうことになってしまった。ロサンゼルスまでは車で2時間。しかし幸運なことに、同機に搭乗していたキアヌ・リーブスがある行動に出たことを『PEOPLE.com』が報じている。

『New York Times』の「Modern Love」の漫画家ブライアン・レアは偶然にもキアヌ・リーブスと同じ飛行機だったことから、キアヌの対応を記録しインスタグラムのストーリーにアップ。キアヌは冷静に状況を理解し、航空会社スタッフとどの方法でバーバンクまで行くのが一番いいかを話していたという。そしてキアヌはリーダーシップを発揮し、荷物は置いて大きめの車(バン)で移動するのが最適だと乗客に説明した。

さらにキアヌはロサンゼルスまでの道のりの間、携帯電話でベーカーズフィールドの豆知識を調べ、「人口は38万人で、カリフォルニア州で9番目に人が多い都市、国内では52番目です」と読み上げ、カントリーミュージック『It’s Such a Pretty World Today』を流して、乗客を喜ばせていたそうだ。ロサンゼルスに着くと、キアヌはファストフード店「カールスジュニア」に入っていったという。

キアヌ・リーブスといえば、ハリウッドのA級セレブでありながら富や地位にはまったく興味関心を抱かず、過去にはホームレスとして暮らした時期もあったほど。さらには仕事でもプライベートでも数多くのヒーロー伝説を持つことでも有名だ。キアヌは映画『マトリックス リローデッド』の特殊効果チームにハーレーダビッドソンのバイクをプレゼント、家庭のトラブルで困っていた撮影クルーのメンバーに2万ドル(約220万円)を渡し、スタッフによく朝食や昼食をご馳走していたと言われている。ちなみに映画『スピード』で共演したサンドラ・ブロックは昨年12月、「どれだけキアヌ・リーブスが優しかったかってことを思い出すわ。それからどれだけ彼がハンサムだったかってことも」と撮影中にキアヌに惹かれていたことを振り返っていた。

緊急着陸というアンラッキーから一転、キアヌ・リーブスと2時間車内で過ごし、記念写真まで撮ることができた乗客たち。あのキアヌの優しさと男らしさを間近で感じたことだろう。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)
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