ナイキ SBのスケートパーク「Nike SB dojo」でスケートコミュニティーを盛んに、都内最大級の屋内型施設が誕生

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2019年04月06日 21:22  Fashionsnap.com

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Nike SB dojo Image by: FASHIONSNAP.COM
「ナイキ(NIKE)」のスケートボードライン「ナイキ SB(NIKE SB)」が、日本初となるスケートパーク「Nike SB dojo」を4月6日の今日に開業した。施設の無償化のほか、スケートボーダー同士が交流するためのラウンジスペースを設置するなどで、日本のスケートコミュニティーの形成を促すという。

 ナイキ SBは2002年にデビュー。スケートボーダー向けに衝撃吸収性を高めたシューズを中心に、ウェアも展開している。日本でもスケートボードへの関心が高まっていることや、都内に自由に練習するスペースが少ないことに加え、スポーツを老若男女に広めるという同社全体のミッションの実現のためにdojoの開業を企画。屋内型で天候に左右されることなくいつでも楽しめるように設計したという。気軽にスケートボードに触れてもらうため利用料を無料にし、NIKE SPORTS FINDERから利用登録をすると誰でも施設を利用することができる。

 新施設は天王洲アイル駅から徒歩約10分のエリアにオープン。総面積は約635平方メートルで、滑走スペースとラウンジを展開している。滑走スペースにはランプや階段、レール、ファンボックス、バンクなどのスケートセクションを設置しており、初心者から玄人まで幅広いレベルに対応。ラウンジには椅子とテーブルを設置しているほかナイキ SBの新作を展示し、プロモーションスペースとしても活用していく。今後は、アートやスケートボードに限らず様々なカルチャーに関連するイベントの開催も予定している。

 一般向けに公開されたデモンストレーションのために、ナイキのスケートチームからシェーン・オニール(Shane Oneill)をはじめ、ガイ・マリアーノ(Guy Mariano)らが来日。日本からは西村碧莉や堀米雄斗といったスケートボーダーたちが技を見せ、集まったファンを沸かせた。
 スケートボードは2020年の東京オリンピックで正式種目に採用され、日本でも注目を集めている。しかしながら各地域の条例に加え、安全面への考慮や騒音トラブルに発展する恐れがあることから、公園や遊歩道での滑走が禁じられているケースが少なくない。ナイキジャパンの広報担当は「日本のスケートボーダー人口は近年増加していると感じますが、気軽に楽しめるスペースは限られていたので、良いタイミングで開業できたと考えています」とコメント。また、「より多くの人にスポーツの魅力を体感してもらうという我々のミッションを体現する施設として、日本のスケートボードカルチャーを盛り上げていけたら」と話した。
■Nike SB dojo営業時間:平日 15:00〜22:00週末・祝休日:12:00〜22:00入場:無料入場年齢:5才以上利用可能住所:東京都品川区東品川2-1-1 E号棟電話番号:070-2825-9525総面積:634.85平方メートル(ラウンジスペースを含む)公式サイト
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