大杉漣さん、突然の訃報から1年 『緊急取調室』NGシーン特別公開で当時の笑顔

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2019年04月09日 20:41  Techinsight Japan

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『緊急取調室』シーズン2のオフショット:2017年5月7日投稿(画像は『緊急取調室【公式】 2017年5月7日付Instagram「かやのとしんじの撮影が終了しました」』のスクリーンショット)
俳優の大杉漣さんが2018年2月21日早朝、急性心不全により亡くなってから1年が過ぎた。彼が「(ホトケの)善さん」こと少年課出身の刑事・中田善次郎役を務めていた天海祐希主演によるテレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』のシーズン3が4月11日よりスタートする。

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4月8日放送のバラエティ番組『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)で後半のコーナー「話題の本格すしチェーン店で帰れま10」にドラマ『緊急取調室』のキャストから天海祐希、田中哲司、小日向文世、鈴木浩介が参戦した。

そのトークタイムで、鈴木が『緊急取調室』の台本は専門用語も入って速くしゃべらねばならないので全体にセリフの「甘噛み率」が高くなると説明したうえで、「なのに天海さんはその“甘噛み”を見逃してくれない」と座長に直訴した。

天海祐希は否定するでもなく微笑みながら「一番甘噛み率が高いのはこちら」と田中哲司を指せば、田中も「めちゃめちゃ噛みます」と認めるではないか。


そこでMCのトシ(タカンドトシ)が「証拠のVTRがあります」と振って映し出されたのが、「2017年放送の前シーズンからNGシーンを特別公開」という映像だ。

そのなかで小日向文世演じる小石川春夫刑事に、大杉漣さん演じる“善さん”がアメを持って「春さん、アメ、網にいきますか?」と話しかけると小日向が返すセリフを「ええ、甘いのをたっぷりしらば…しゃぶらせましょう」と噛んでしまい周囲が爆笑、大杉さんも笑っていた。

他にも主人公の警部補・真壁有希子役の天海祐希が甘噛みして地団駄を踏むNGシーンなどに大杉漣さんの姿が映っており、名バイプレーヤーを偲ぶ形となったのはスタッフの配慮もあるのだろう。

緊急事案対応取調班(通称・キントリ)メンバーは真壁有希子(天海祐希)、梶山勝利(田中哲司)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)、中田善次郎(大杉漣)だったが、シーズン3からは中田刑事の退職により彼とは警視庁の将棋部で親しい間柄だった画像解析のエキスパート・玉垣松夫(塚地武雅)が加わる。ドランクドラゴン塚地の演技にも注目したい。

画像は『緊急取調室【公式】 2017年5月7日付Instagram「かやのとしんじの撮影が終了しました」、2019年4月8日付Instagram「今夜は #帰れま10 !! #天海祐希 さん率いる #キントリ チームが参戦します」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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