「とりあえずやらなきゃ何も始まらない!」注目の若手俳優・鈴木仁さんが高校生にメッセージ
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2019年04月11日 10:21 スタディサプリ進路
ドラマ『花のち晴れ』や『3年A組』などの話題作に出演し、注目を集めている鈴木仁さん。
モデルとしても活躍中で、オシャレなインスタをフォローしている高校生も多いのでは?
そんな人気急上昇中の鈴木さんに、高校時代のエピソードや恋愛についてなど、いろいろなことをズバリ直撃!
【プロフィール】
鈴木仁(すずき・じん)
1999年7月22日生まれ。 東京都出身。
第31回メンズノンノ専属モデルオーディションにて準グランプリを獲得し、デビュー。その後、ドラマ『リバース』、ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』などの話題作に出演。
2019年には、菅田将暉主演のドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』にて、女子人気抜群のサッカー部エース・里見海斗を好演。
2019年4月5日公開の映画『4月の君、スピカ。』では、星好きの無口な美少年に扮する。公開待期作には、映画『小さな恋のうた』を控えている。
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性格は自分の気持ちに忠実な無理はしないタイプ!?
4月5日公開の映画『4月の君、スピカ。』では、天文部に所属する無口な高校生・大高深月(おおたか・みづき)を演じている鈴木さん。
実際の性格も、クールなタイプ?
「学校では、目立つ集団の中にはいたんですよ。
でも騒ぐタイプじゃなくて、どちらかというと大人しくて冷静な感じでした。
ちょっと客観的に見てるというか。
今思うと、高校時代はもっとバカみたいに楽しんでおけばよかったなって思います(笑)」
自分の性格を、「テンションの浮き沈みが激しくて、ワイワイすることもあるけど急にスーッと冷静になるときもある」と自己分析。
「どんなときにテンションが上がったり下がったりするのかは、自分でもあんまりわかってなくて、本当にその時の気分だと思います(笑)。
例えばですけど、僕は漫画とか映画を観るのが大好きなので、みんなですっごいワイワイしてるときに『あ、家に帰って漫画読みたい』ってなったら、一人で帰っちゃうとか…。
結構、自由人です(笑)。
もちろん、みんながやりたいことに合わせて行動するんですけど、無理はしないタイプだと思います」
マイペースでちょっぴりミステリアスな雰囲気をもつ鈴木さん。
高校時代は、どんなことに夢中になっていたの?
「勉強は嫌いでしたね(笑)。
部活はサッカー部に入っていて、体育とか球技は超大好きでした。
だから、体育祭が一番好きでしたね。
特に、全員リレーが好きで。
走るのが速い人だけが集まってる選抜リレーより、全員リレーの方がどうなるかわからないじゃないですか。
抜かしたり、抜かされたり、みんなで声をかけあってバトンを繋いだり…。そういう感じが好きでした」
体育祭では、かなり熱くなってみんなを引っぱったり…?
「もともと目立つのがあんまり好きじゃなくて、リーダーにはなりたくなかったんですよ。
だから、いつも副リーダー的な立場になることが多かったです。
話し合いには自分も参加しつつ、リーダーに『こうしたらいいんじゃない?』ってこっそり伝えてまとめてもらってました(笑)」
何ごとも「とりあえずやらなきゃ始まらない」
中学3年生でオーディションを受け、高校時代は芸能活動と学校生活を両立していた鈴木さん。
芸能界に進もうと思ったきっかけは?
「もともと、幼稚園からサッカーをやっていて、小学生の頃はプロのサッカー選手になりたいと思っていたんです。
でも、中学でクラブチームに入ったら、自分の実力がわかってしまって…。そこで、サッカー選手の夢は諦めました。
引退したあと、本当は勉強をしようと思ったんですけど、結局やらなくて(笑)。
中学3年で、進路についてモヤモヤしながら『なにか新しいことをやりたい』と考えていたとき、『服に興味があるし、モデルをやってみたい』って思ったんです。
でも、モデルになるにはどうしたらいいのかまったく知恵がなかったので、とりあえず事務所に入ればなにかあるんじゃないかと思って、オーディションを受けました」
興味をもってから、すぐに行動に起こす勇気はすごい!
「なんでも『とりあえずやらなきゃ始まらない』と思っているんですよ。
やらずに後悔したくないというか。失敗したら次にまた頑張ればいいし。
もちろん、本気で挑戦して失敗したらすごく悔しいんですけど、それは勉強になるし、次にどうすればいいか考えられるので。
悩んでる暇があったら、とりあえず行動しちゃおうって。
オーディションも、とりあえず書類を出して日にちを決めちゃえば、結果はどうかわからないけど受けることはできるので」
新しいことを始めるのに怖いと思ったことはない、という鈴木さん。
日常の些細なことでも、気になることには積極的に挑戦していくとか!
「レストランでも、よくわからないメニューがあったらとりあえず頼みます。
みんなは拒むけど、とりあえずいっちゃいます!
食べたことがないものでも、何でも食べられますね。
あ、でもお腹が弱いのですぐにくだしますけど…(笑)」
じゃあ、食べ物の好き嫌いはナシ?
「いや、牛乳はダメです(笑)。
小さい頃から飲めないんです」
「あの二人、ちょっと変わってるよね」って言われるくらいが理想
映画『4月の君、スピカ。』のなかでは、ちょっぴり抜けているけど真っすぐな女の子に惹かれていく深月だけど、鈴木さん自身はどんな女の子に魅力を感じるの?
「人間として憧れる部分があったら、惹かれると思いますね。
例えば、服が好きな子は趣味が合うので相性はいいかなって思うんです。
でも、まったく同じじゃなくて『自分はこういう服が好き』って言い合えたり、新しいことを教えてくれたり。
それを強要するわけじゃなくて、自分のスタイルをもっている人が好きですね」
好きな人ができたら、積極的にアピールできるタイプ?
「どうかなぁ。多分、ガツガツはできないと思います。
気持ちがバレないように平常心を保ってる気がしますね」
連絡先を聞くのも緊張しちゃう?
「そうですね。タイミングを見ちゃいそう。
でも、できれば自然な流れで聞きたいです(笑)」
鈴木さんが思う理想のデートコースは?
「お互いの服を選んだりしたいですね。
僕自身、女性の服を見て、それを男性ファッションに取り入れたりすることもあるので、お互いに意見を言い合ったり共感したり…。
新しいことをするのもおもしろいかなって」
たまにはペアルックをしたりして…?
「ただのお揃いっていう今のペアルックの感じは変えていきたいです!
色だけ合わせるとか、パンツのダメージ感だけ合わせるとか。
工夫して二人の味を出していくのは楽しそうですね。
『あの二人、ちょっと変わってるよね』って言われるくらいがうれしいかもしれないです」
ちなみに、ドキッとする女性の仕草は?
「髪を結ぶ仕草。
個人的には、ロングの人が高めの位置で髪を結んでいるのが好きです。
結ぶ仕草も、結んでいるヘアスタイルも好きですね。
たまに見せる、いつもとは違うギャップが大事なのかなって思います!」
高校時代は楽しんだもん勝ち!
今年の7月で20歳を迎える鈴木さん。
10代最後にやっておきたいことは?
「旅行したいです!
国内でもいいんですけど、韓国が好きなので、もし行ける機会があれば行ってみたいです」
最後に、高校生に向けてメッセージをもらった!
「高校時代は、バカ騒ぎしほう方がいいです!(笑)
卒業すると大人として見られるようになるので、高校のうちからちょっと引いた視点で『騒ぐのなんて恥ずかしい』とか思わずに、全力で楽しんだほうがいいなって思いますね。
僕も、そのときは楽しんでいて青春だったなと思うんですけど、今振り返ると『もうちょっと目立とうとしてもよかったんじゃないかな』『もっと男子のノリについていったり、自分から発信できればよかったな』って思います 」
「高校生活のよさって、卒業してみてやっと実感するんですよね。
毎日、みんなそろってなにげない話をして…。
それが特別、おもしろい会話じゃなくても、普段話してることが大切だったし、貴重な時間だったなって。
当たり前だと思っていたけど、毎日が特別な時間だったなって感じがしますね。
だからこそ、高校時代はとにかく楽しんだもん勝ちです!(笑)」
【作品情報】
『4月の君、スピカ。』 (https://kimispi-movie.com/)
東京から長野の高校へ転校した早乙女星(さおとめ・せい/福原遥)は、ちょっぴり意地悪な学年トップの秀才・宇田川泰陽(うだがわ・たいよう/佐藤大樹)と、天文好きで無口な美少年・大高深月(おおたか・みづき/鈴木仁)と出会い、二人と同じ天文学部に入る。
深月に恋心を抱く星だったが、泰陽とぶつかり合ううちに目が離せない存在に…。
そんな時、泰陽の元カノが現れて事態はさらに複雑になっていく。
切ない三角関係が織りなす天体観測ロマンチック・ラブストーリー。
©2019 杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会
【クレジット】
撮影/武田敏将
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