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ジブリ鈴木P、宮崎駿監督の新作公開は「3年後…?」 3年かけ間もなく絵コンテ完成

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2019年04月19日 14:34  シネマトゥデイ

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シネマトゥデイ

写真「鈴木敏夫とジブリ展」プレス内覧会にて。カオナシ、夏木マリ、鈴木敏夫プロデューサー
「鈴木敏夫とジブリ展」プレス内覧会にて。カオナシ、夏木マリ、鈴木敏夫プロデューサー

 スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫と、女優の夏木マリが19日、神田明神ホールで行われた「鈴木敏夫とジブリ展」プレス内覧会に出席。夏木が映画『千と千尋の神隠し』で声を担当した湯婆婆・銭婆にまつわる裏話や、宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』の状況ついて言及した。


 鈴木プロデューサー(以下、鈴木P)の“言葉”に注目した本展覧会。故・高畑勲監督、宮崎駿監督と出会ってからの約40年、『風の谷のナウシカ』(1984)や『千と千尋の神隠し』(2001)、『風立ちぬ』(2013)、『かぐや姫の物語』(2013)など数々の名作を世に送り出してきた鈴木の「原点」から「今」を、自身の書画やジブリ作品の資料を用いて紹介する。


 展示会は「書の間」に始まり、「少年期〜青年期 鈴木敏夫になるまで」「鈴木敏夫の愛した昭和の映画」「徳間書店時代」「名台詞の間」「ジブリにまつわるエトセトラ」「自分のためではなく他人のために」という特設ブース、さらに本展示会オリジナルとなる「言葉の魔法 湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」など。


 鈴木Pは「いろいろな展示会をやってきたのでジブリもネタ切れなんですよね」と冗談めかして切り出し、「だから鈴木敏夫の個展という形にしたんです」とコメント。さらに宮崎監督を「思い切りのいい人」と評し、「本当にどんどんものを捨ててしまう。彼が捨てたものを、僕がごみ箱から拾って残していたことでジブリ美術館ができた」と笑う。本展示会もこうした鈴木Pの“癖”が大いに役立っているというのだ。


 また『千と千尋の神隠し』で湯婆婆・銭婆を演じた夏木は、宮崎監督から「ジブリの一番上には鈴木敏夫という金勘定をしている人間がいるのですが、悪役だと思って張り切ってやらないで、湯屋を立て直す一人の女性として、働く女性としてやってください」と言われ、鈴木をイメージして演じたことを明かす。鈴木P自身も「ジブリを経営しているのは僕じゃないですか。それでいうと湯屋を経営しているのは湯婆婆だから、(宮崎は)アニメーターにも鈴木だと思って書くように指示していたし、夏木さんにもそういう風に言ったんだと思う」と解説していた。

 

 さらに、ムービーカメラ用の取材では、スタジオジブリの最新作の状況に触れる場面も。夏木が「新しい映画はどうなんですか?」と尋ねると、鈴木Pは、2013年9月に行われた宮崎監督の引退会見を振り返り「あのとき、僕は終始嬉しそうな顔だったと思うんですよ。これでもうなにもやらなくていいと思って……」と述懐。続けて「でも結果として彼がもう一度やりたいと言うんで、今『君たちはどう生きるか』……ちょっと口をすべらせちゃうと3年かけて絵コンテが、今まさに完成しようとしています」と報告。夏木が「絵コンテが完成すると、どのぐらいでわたしたちは観られるのですか?」と問うと、鈴木プロデューサーは「まだわからないのですが、3年後……?」と回答していた。(取材・文 磯部正和/編集部)


「鈴木敏夫とジブリ展」は4月20日〜5月12日10:00〜18:00、神田明神 文化交流館「EDOCCO」2F神田明神ホールにて開催※計23日間、会期中無休(最終入場17:30)、営業時間は変更になる可能性あり


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