女性初IMSA王者のニールセン、第4戦もMSRのアキュラNSX GT3エボをドライブへ

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2019年04月24日 12:31  AUTOSPORT web

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開幕2戦に続き、第4戦もマイヤー・シャンク・レーシングからIMSAに参戦することが決まったクリスティーナ・ニールセン
2016、2017年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WSCC)のGTデイトナ(GTD)クラスチャンピオンであるクリスティーナ・ニールセンは5月3〜5日、アメリカ・オハイオ州で行われる第4戦ミド・オハイオでマイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の57号車アキュラNSX GT3をドライブする予定だ。

 MSRは2017年からアキュラNSX GT3で北米最高峰のスポーツカーシリーズに参戦しているアキュラ/ホンダのカスタマーチームだ。

 同年にNSX GT3の世界初勝利を飾り、2018年シーズンも最終戦までタイトル争いを繰り広げたMSRは、2019年に向けて体制を大きく変更。2台体制を維持しながらその内の1台を女性ドライバーのみのラインアップとし、前戦セブリング12時間はキャサリン・レッグ、ニールセン、アナ・ベアトリスの3名でエントリーした。また開幕戦デイトナ24時間ではこれにシモーナ・デ・シルベストロを加えた4人の女性ドライバーで伝統の耐久レースを戦っている。

 そんなチームは、2017年からチームに在籍するレッグをWSCCの残り全レースに起用する方針を固めているが、第4戦から彼女とペアを組むチームメイトについては明らかにしていなかった。

 一方、ニールセンはデイトナ、セブリングに加えて第6戦ワトキンズグレン6時間、最終戦プチ・ル・マンの全4戦からなる“ミシュラン・エンデュランスカップ”にMSRから参戦することが決定済み。そんななか2度のGTDクラス王者は、5月最初の週末に行われるMSRの“ホームレース”でも、キャタピラー社のサポートを受ける57号車アキュラNSX GT3をドライブすることとなった。

「ミド・オハイオにマイヤー・シャンク・レーシングの一員として戻ってこられることを楽しみにしているわ」と語ったニールセン。

「チームは2018年シーズン、この場所で(クラス2位と5位という)力強い走りをみせているので今年もきっとうまくいくと思うの」

「今回は今季最初のスプリントレースだから過去2戦の耐久イベントとは少し考え方を変えないといけないけれど、すべてスムーズにまとまっていくと思うわ」

 Sportscar365は今後、ニールセンとビアトリスがセカンドシートを共有していくことを理解しているが、チームはこの点について正式な発表を行っていない。

 オハイオ州に拠点を構えるMSRだけでなく、同州に市販NSXをなどを生産するメアリズビル工場を構えるホンダにとってもホームレースとなるIMSA WSCC第4戦ミド・オハイオは、5月5日に2時間40分の決勝レースが行われる。

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