北村一輝、『アラジン』吹替版でジャファー役に 「悪役の活躍を演じたいと思っていました」

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2019年05月10日 04:11  リアルサウンド

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 6月7日公開の映画『アラジン』の日本語吹替版キャストとして、北村一輝が出演することが決定した。


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 本作は、人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、願いを叶える魔法のランプを巡る冒険、ランプの魔人ジーニーなどの人気キャラクター、そして名曲「ホール・ニュー・ワールド」と共にディズニーが贈るエンターテインメント。


 今回北村が演じるジャファーは、ランプを手に入れるためなら、どんな手を使うことも厭わない悪役で、ディズニーヴィランズの1人としても、高い人気を集めるキャラクター。手下であるオウムのイアーゴと共に、常日頃から悪知恵を働かせ、隙あらば王の座を奪おうとする邪悪な大臣だ。催眠術を得意としており、魔法のランプから現れるジーニーの魔法を悪用しようとしている。


 自身が吹き替えを担当したジャファーに関して北村は、「ジャファーはかなり悪いヤツですよ。狡猾さとしたたかさを併せ持っていて、蛇のようなしつこさです」とかなりの悪であることを語りながら、「今回の実写版では新たなジャファー像が出来上がったと思います。悪役ではありますが、見方を変えると彼が引っ掻き回すことによってアラジンやジャスミン、そしてジーニーたちの物語が熱く進んでいきます。そこは是非注目して頂きたいですね!」と話し、物語の起点を作る大事な役どころであることを明かした。さらに北村は、「悪役の活躍する映画がすごく好きで実写の映画でもそういう役を演じたいと思っていましたので、ジャファーにも魅力を感じていました。それがまさか時を経てその願いが叶うとは!」とコメントし、ジャファー役によって願いが叶ったと喜ぶ。


 本作の吹替版には、アラジン役で中村倫也、ジャスミン役で木下晴香、ジーニー役で山寺宏一が参加。さらに、実写版に登場する新キャラクターとして、ジャスミンの侍女ダリアの役で沢城みゆき、ジャスミンに求婚しにやってくる異国の王子アンダース役で平川大輔、そしてジャファーの手下であるオウムのイアーゴ役にはクリント・イーストウッドなど洋画の吹き替えでもおなじみの多田野曜平など、実力派声優たちが脇を固める。(リアルサウンド映画部)


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