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「黄色い線まで」から「点字ブロックまでお下がりください」に 駅アナウンスに見直しの動き

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2019年05月15日 10:22  毎日新聞

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毎日新聞

写真白い線の内側にある点字ブロックに立って電車を待つ乗客ら=福岡県春日市の西鉄春日原駅で2019年4月19日13時56分、宗岡敬介撮影
白い線の内側にある点字ブロックに立って電車を待つ乗客ら=福岡県春日市の西鉄春日原駅で2019年4月19日13時56分、宗岡敬介撮影

視覚障害者にわかりやすい案内に


 危険ですので白い線の内側にお下がりください――。列車の到着時に駅で耳にしてきたアナウンスが変わりつつある。「白い線」や「黄色い線」のように色で伝える案内は視覚障害者に分かりづらいなどとして、鉄道各社で表現の見直しが広がっているからだ。ただ駅の構造などの事情を抱え、取り組みが遅れる例もある。


 福岡県春日市の西鉄天神大牟田線の春日原(かすがばる)駅。快速電車が近づくと、案内放送が流れた。「危険ですから、白い線の内側までお下がりください」


 視覚障害者に伝わりにくい、従来型の色によるアナウンスだ。しかも白線のすぐ内側には点字ブロックがあり、乗客が白線の後ろに下がれば、視覚障害者が頼みにする点字ブロックを塞いでしまう恐れもある。福岡県立福岡高等視覚特別支援学校1年で弱視の野口樹毅さん(15)は「『白い線』では全盲の人には分からない。駅のアナウンスはおかしい」と訴える。


 こうした声に対応した鉄道会社がある。JR西日本は2011年3月、「黄色い線までお下がりください」としていたアナウンスを「黄色い点字ブロックまでお下がりください」と変え、明確に点字ブロックと伝えるようにした。阪急電鉄も17年、同社のみで管理する80以上の駅で「黄色い点字ブロック」と変更した。


 16年には東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、視覚障害者がホームから転落し死亡する事故が起き、安全性を高める観点からも見直しが進む。事故後に国土交通省が設けた検討会は、点字ブロック上に人が立ち止まらないような案内を求めた。JR東日本はこれを受け、18年4月に「黄色い点字ブロックまでお下がりください」と改めた。


 一方で、一気には進まないケースもある。西鉄は今後「点字ブロック」と明示した放送に改める方針だが、ホーム幅が狭く「点字ブロックの内側」とすると利用者が滞留する恐れがある駅もある。また、ホーム端まで点字ブロックが敷かれていない駅もあり、変更が完了する時期は見通せないという。


 JR九州は、駅によって「黄色い線」と「黄色い点字ブロック」の二つの放送が混在している。昨夏から表現を変え始めたが、駅の放送機器の更新時期に合わせて実施しているため、まだ約20駅のみ。利用者の多い博多駅では「黄色い線」のままだ。


 日本盲人会連合(東京)は「目が見えない人にとっては『点字ブロック』と言ってもらったほうが分かりやすい。ホームドア設置は費用面など難しいところがあるが、案内は鉄道会社の『気づき』の問題。視覚障害者にとっても分かりやすい表現にすべきだ」と指摘する。【宗岡敬介】


このニュースに関するつぶやき

  • 鎌倉駅のホームで点字ブロックの上に立って動かない列車監視してる駅員さん、 あなたが一番邪魔です。
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  • 視覚障害者、健常者に関係なく、アナウンスがないと自己判断ができず、自分の身の安全を守ることのできない日本人は情けないexclamation ��2列車の到着や通過の案内だけでよいexclamation ��2
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